話題:ひとりごと
どうして、ひとは、すきなものをすきだと言うことを躊躇ってしまうのでしょう。すき、という気持ちは、とても素晴らしいものなのに。系統とか所属とか色んなしがらみのなかで生きていると周りに合わせないといけないような強迫観念に駆られたり、変な義務感、連帯感が生まれたりして、愛想笑いしながら、こころにもないことをくちにしている。もし、その姿を見ることができたのなら、あたしはひどく不細工な顔をしているに違いない。うそも必要だよね。協調性がないと疎外されたりもするし、TPOをわきまえるのも大切なこの世界を生き抜くために必要なスキルだとは思う。あたしも使う場面は多い。それでも、すきなものをすきだと言っても許される場所では、言いたいね。恥ずかしいことではないから。惹かれるものに惹かれて、魅力的だから魅了されて、かわいいから、きれいだから、かっこいいから、すてきだから、様々な理由がある。自分がいいと思ったものを、いいって発信したい。それに共感するひともいれば、そうじゃないひともいて、十人十色でいいじゃないって思う。だれかにとっては、嫌いなものも、だれかにとっては、大切なもののように。一概には言えない感性を、否定しないで。すきでしあわせ、そう思うあたしを愚かだと思う?笑っちゃう?きらいになっちゃう?にこにこしたり、ときめいたり、きゅんとしたりしちゃうのに、だめだなんて言わないで。ゴールなんてない、関係性もなにもかも、どれだけ好きか、だから、してあげたくなるのだよ。見返りなんて求めてないから、愛してしまうんだよ。