大切だなと思う瞬間は確かにあり、だから、付き合っている。朝、起きて、きのうはひどいこと言っちゃったなとか反省しては、謝罪の連絡を入れる。だけど、ほんとのわたしは、どっちなんだろうと思う。

きのう、ひどいこと言ったわたしも今日、謝るわたしも、どっちも本心にかわりない。ただ、その時の感情の起伏とか精神状態とか肉体的に疲れているとかそういうのもあるから思っていも大袈裟に話してしまうことがあるのは事実。

すべてにおいて、不満のない関係なんてないのだろうけど、わたしたちは少し多いような気がする。純粋にすきと言えないのは、かなしい。すきでいていいのだろうか、と悩む時間も多く、彼が怒った時に言う、経済力のある男ならだれでもいいんだろう、も当たらずといえども遠からずみたいな。経済力があっても合わなければ選びはしない。そういう意味では、彼のことがすきなのだと思う。彼だから1年以上続いているのも事実。経済力なんてなくても、ふたりで働いていけばいいじゃんって思うけど、それは、彼が許さない。自分がちゃんとしてから、わたしとの将来を築きたい。 そうやって、ちゃんとわたしとのことを考えてくれるのは、とてもうれしいけど、ならば、どうして、そんなに動いてくれないの?ちゃんとしたいなら、それをわたしに行動で示して欲しい。くちだけで周りを見下したって、かっこわるい。そんなに卑下しなくてもいいじゃん。僻むのはわかるけど、それでも周りだって、色んな思いを抱えながら生きていると思うんだ。それをもう少し理解して欲しい。自分だけが大変ではないことを。


いつかは、別れることも視野に入れないといけないってわかってる。いつまでも進まない彼と一緒にいたら、自分が置いてきぼりにされるから。苦しくても離れると言う選択を考えないといけないなんて、とてもつらい。残酷だなあって思う。だからね、彼に伝えたい。わたしは、あなたと生涯を共にしてもいい覚悟はあるんだよって。

わたしの将来をわたしがちゃんと考えないといけない。だれもわたしの代わりにはやってくれないから。自分がしあわせになることを欲したって、罰は当たらない。そのことを忘れないようにしよう。