な苦しみの表現があって、とても一つ一つの【言葉】に過敏になって…

 

【言葉】って力を秘めてるんです。ある人にとってはたった一ひらの【言の葉】でも、ある人には絶大な力を持ったりするんです。

 

だから、何気ない一言に傷ついてしまう…

 

時には立ち直れないほどに…

生きにくいのです。

 

世の中がとても、とっても。

 

 

差別と偏見に満ち溢れた日常を、当然だとして人は見つめる。

 

悲しくて、苦しい。

 

【リストカット】は遊びじゃない。

 

 

 

実は僕の昔の彼女がそうだった…。あの子は生きることばかり見つめることが出来なかった。

 

人はそれくらい見知らぬうちに、人を【リストカット】や【自殺】に追い込んでいるのです。それは無意識に…。

 

 

―精神病だからと言って、壁を築かせていたのは、患者よりも周囲の人間だ―

 

ある人の言葉です。

 

―死は…魂の休息…そういったのは誰だったかな…?肉体は死ねないまま…精神の苦痛だけが蓄積されていくとしたら……もはや世界は永遠の牢獄でしかないの…。―

 

これは自殺してしまった彼女の言葉です。

 

 

生きにくいのです。【異常】だと避けられて…。

 

これは友達はおろか、両親すら理解って貰えない、とても難しい病気…。

 

自分しか理解らない。

 

自分でも理解らない。

 

そんな果てのない苦しみ…。

 

『僕は生きている限り、少しでも、ほんの少しでも、この【心の病気】を理解してくれる人が増えるように、差別と偏見が減るように…願い続けます。少しでも、僕や死んだ彼女の想いが伝わりますように』と。


理解できなくたっていい。

 

 

否定さえしなければ。

 

 

本当は、なんら変わりない人間なんです。

 

 

本当は自分の本当の感情すら見失ってしまった、ただの人間なんです。