ゆるゆる恋愛日記

何ヶ月ぶりかに
おとこのひとに
だきしめられて。



よーちゃんぶりで、
なんか
泣いてしまった。
胸のなかで
内緒で泣いた。


ちがうな、って。
気づいてしまった。



戻ってこないんだ、
って改めて。


だきしめられかたも
体のおおきさも
触れ方もちがう。



大きいね、ってふと出た言葉。
だれとくらべてるの？って
むくれてた。
ごめんね。

よーちゃんのことも
全部しってるからね、

だれのことかは
わかったと思う。


やさしくしてくれて
ありがとう。


よーちゃん以外に
そういうことされるのは
ずっと避けてた。

よーちゃんの感覚が
なくなってしまいそうで。


こんなに時間がたったから
もう忘れてると思ったよ。


抱きしめてくれてとき、
会いたかったって
いってくれたとき
名前を呼んでくれたとき

ただ、安心したよ。


でもちがうんだね。


あたしは
前に進まなきゃいけない。


進んでいたとおもってた。
でもちがったね。
違ったんだ。


キスされたとき
いやだった。



まだまだ
かけらにまみれてる。

悔しいくらいに
よーちゃんがすきなんだ。

どうしたら
この気持ちは
消えるんだろう。


もう戻ってこないのに。


あの日に戻って
撤回したい。




あたし
ものすごくかっこわるい。
情けない。