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[塵に為る灰]




背後から回る片腕に
繋がれる指の温かさ

その吐息も寝顔も今だけは私のもので、

穿たれる楔も流れ滴る雫も
そのあとに来る痛みも何もかも
言葉にならない心の渇きを満たして
そうして私はまた息をする

(昇華される熱 生きることの痕跡)
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