黄昏の音が聞こえる。
僕が元気に見えるのは君に会っているからじゃないだろうか。
なんて。君のことを好きなのか、僕も分からない。
多分わたしは、わたしが思っている以上に分かっていて、でも分かりたくないだけなんじゃないかな?
わたしが分かっていることがわたしにとって不都合すぎて、分かっていない振りをしたいのかも。
だとしたらやっぱり分かりたくないよね。
分かりたくないなぁ。
わたしが、何よりも自分のことばかり考えていて、本当に人を人と思っていないこととか。
おとうさんに強く依存していて、学校を続ける意味さえ頼り続けていることとか。
根底から変われそうにないから本当は学校を出なきゃいけないのに、いまだにずるずる居座っていることとか。
辛いな。何故だろう。
わたしは。どうすれば?
辛いな、ひさし。