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北へC 〜エーリオン急行殺人じゃない事件〜

イワン君、やっぱり幽霊だったんですね!

そして始まるペンダント探し。

ここまでなら『北へB』と同じですが、本日のは本当の意味でのミステリートレイン状態に!

人の気配が消えた車両。

昏倒する乗員、乗客達。

果てなく加速する列車。

そして迫り来る魔物や亡霊(?)の怪異。

イワン君の謎はまだ残っていますが、ペンダントは無事に見付かったようで何よりです。

でもイワン君のお母さんって、まだご存命なんでしょうかね?

あ、でもエーリオンもそこまで古い物ではなさそうですから、ご存命してるのかな。

もしイワン君のお母さんにペンダントを渡しに行くような事があれば、是非ともご一緒させて頂きたいものです。

都合が合うかが鬼門ですけどね。

半壊……まではいきませんでしたが、そこそこのダメージを負ったエーリオン。

車体の修復と入れ換えだけで済みそうなので、少しの運休に収まって良かったです。

でも、ここからは徒歩での移動との事で。

山羊は一応、飛行する盾型移動道具があるので問題ありませんが、同道される皆さんは大丈夫でしょうか?

『呉越同舟』『旅は道連れ』と申しますから、山羊に言って頂ければ荷運びのお手伝いをさせて頂きます。

燃料のマジックジュエルも余ってますしね。

地味に衣服を追加していく山羊。

イワン君、リッコ嬢との初邂逅時にはカーディガンは着ていませんでしたが、段々と北へ向かっているのだからと厚着をさせました。

それでも春物なので、もしかすると普通の人は肌寒い格好かもしれせんが。

でも山羊は寒さにも暑さにも強いので、雪山の麓くらいまでなら今の服装でも耐えられたりします。

耐えられるだけで、全く寒くない訳ではありませんけれど。

徒歩での移動という事なので、明日からは冒険装備に戻します。

忘れていなければ、ですが。

私の脳味噌ですから、予定は未定かもしれません。

高野豆腐の方が重い程度の脳味噌ですからね。
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