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衝撃

首里城が、燃えてしまった。
言葉にならない衝撃だ。

形あるものは永遠ではないが、なくなってしまうとやはり寂しい。
一度でも見ることのできた私は幸運だと思う。

青天の霹靂

明日はフラのイベントの予定だったのだが、台風が直撃するために中止になってしまった。
先生もメンバーもショックを受けている。私も職場のバックヤードでその知らせを確認したときは、視界が歪むのを感じた。

2ヶ月くらいでみんなで色々な準備をして来た。古いものを探したり、足りないものを足したり、何より昔のレパートリーをもう一度踊れるように何度も練習してきた。
参加する予定だったお祭りの準備をするボランティアにも行ったが、こちらも楽しかった。とても濃くていい時間が過ごせた。
しかし、イベントが中止になってしまうなんて今回が初めてだ。

個人的には練習の中で、初めて「心から笑う」感覚を味わえたのが大きかった。ある二人の人物の存在があったからそこに到達できた。やっと曲に自分を捧げることができた。本当にこのまま踊りたかった。

来年は踊れたらいいな、と思う。

距離(多分4.8メートルくらい)

帰り道、まだあまり知らない人と歩く。共通の話題があるから、それなりに盛り上がる。もともと賑やかな場所ではないが、同じように家路に急ぐ人たちが周りを歩いていて、そこそこ人の気配はある。


ふと気になって車道の方に目を向ける。その一瞬、さっきまで集まっていた中にいた一人の車が通り過ぎた。暗くてはっきりとはしないが、こちらと同じタイミングで会釈してくれたようだ。
今までだったら、そんなことはなかったと思う。その人は人と目を合わせるのが得意じゃないから。何だか妙に嬉しかった。


先ほど「ふと気になって」と書いたが、私はその人を探していたかもしれない。あちらが私を探していたかはわからないが、何かに気づいてくれた。
…これだけで人との繋がりを再認識して、楽しくなる私は本当に燃費がいいと思う。
ただ、基本的に寂しいだけかもしれないけど。

負荷

トレーニング後に仲間たちとご飯を食べに行くことが多い。
話の内容は当然、当該武術の話がメインだ。もし隣のテーブルの人が聞いていたら、何の話だ、と感じるだろう。
非常に難解で楽しくて、刺激的だ。いつも同じ内容なのに。

そして解散後。かなりの確率で頭痛や頭重感に見舞われる。
頭と体が折り合いを着けようとしているかのように感じる。
頭が抵抗している。あと少し。あと少しなのに。

そして先生に「それは危ない発言だからダメだ」と言われても考えてしまうのが「一度でいいから立てないくらいにボコボコにされたい」ということ。
まずは「何故、そう思うのか」ということと向き合わなければならない、と言われてしまう。それよりは高所から飛び降りる練習をする方が建設的らしい。自分でカタをつけろ、ってことか。

道のりは長い。
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