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慣れきった隣。染み込んだ感覚。



ふと思うこと。



あなたが隣にいることが、すでに当たり前になった。
最近、本当にそう実感する。


夜いない、とかはたまにあるけれど。
それでも必ず帰ってきたから。
朝にはあなたの温もりを感じられた。



けれど、今日はいないんだなぁ。
仕事だから仕方がないけど。



夜眠りについて、
朝目が覚めても、


あなたはいない。



それを思うだけで、変な感じ。




当たり前のものが当たり前の場所にない違和感。
そんなものを感じる。



それくらい、あなたが私の中に染み込んできたんだね。



もうすぐ、他人じゃなくなるね。
不思議だけど。
それもいずれ染み込んで、不思議じゃなくなるのかな。

些細な、特別な。



昨日は2年5ヶ月の記念日


普段は記念日なんて気にしない。
年単位ですら大したことはしない。


ましてや「何ヵ月」なんて、そんな些細なものはお祝いしたり意識したことはない。



でも、今回だけは特別なの。





大地の前の彼女は、大地と2年4ヶ月間つき合った。
それが、彼が一番長くつき合っていた年月で。
その人が、大地にとって一番長い恋人だった。



もちろん、今は私を大切にしてくれてるし、前の人を引き合いに出したりはしないけれど。



……でも、やっぱり気になっていたんだろうね。
心のどこかで、意識していた。



「2年4ヶ月」



それが、頭に焼きついて離れなかったから。





結婚話が出て、いつにするかと話してたとき。
私はこの年月を越えてからじゃなきゃ嫌だと思った。



「『一番』になってからいい」



そんな欲深い願望を抱いて。
それで、結婚するまでまだ猶予があるわけだけれど。



大地にとっては些細なこと。
でも私にとっては特別なこと。



私の我が儘を、大地は知らない。
知らなくていい。
こんな女のどうでもいい意地は、知らない方がいい。




ただただ純粋に、彼の一番になりたかったんだ。
ただ、それだけのこと。


音信不通の不安。


既読にならないLINE。
つながらない電話。
かけっぱなしの扇風機。
開けっ放しで、揺られてるカーテン。




さぞかし、異常。異様な状態だったでしょう。
さぞかし、心配したのでしょう。






最初の着信から何時間も経ってからかけ直した。
電話越しに聞いた声は、憔悴しきっていた

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ひとり寝転ぶ、ヒトリノ夜。





今日は同棲しはじめてから初めて一人で寝る夜。



たまに飲み会とかで大地の帰りが遅くなって先に寝ることはあったけれど。
いつかは帰ってくるものであって。
こうして完全に一人で寝るのは初めて。




今日はいくら待っても大地は帰ってこない。
朝起きても隣に優しく包んでくれる腕も、子どもみたいな寝顔もない。
眠ったときと同じように、私がいるだけなの。



今日も、明日も。
私はヒトリノ夜を過ごす。



ただそれだけのこと。
明後日には帰ってくる。
ほんのわずかな時間の、短い別れ。




でも、たまらなく寂しい。





遠距離をしていた頃よりずっとずっと短い時間なのに。
それでも同じくらい寂しいなんて。
ずいぶん贅沢になったこと。



一緒にいることが当たり前になりつつある今、あなたのいないダブルベッドはあまりにも広く、冷たく。
それが余計に寂しさを煽るの。




でも起きていてもあなたのいない部屋は静かすぎて寂しいから。




私はベッドにひとり寝転び、眠りにつくのを待つのだわ。

節目。


ご無沙汰してました。宵子です。
丸々1ヶ月の放置……
大地のとこに行きます宣言するだけしといて、今まで何してたんだお前という感じですね(笑)




まぁ、仕事と環境に慣れるのに精一杯で、恋愛に浸る時間が限りなくゼロに近かったというのが真相です。はい。



自分で手一杯で、せっかく一緒にいられる時間が増えたのに、ラブラブモードになんか入る余裕もなく。



今までより朝は早くて夜は遅い。それに加えて家事も半分以上こなす。
そうなると、勝手に不満もストレスもたまっていくもので。



大地は私のやり方に口出しをしない人なので、なんとか平静を保ってたのですが。



彼の何気ない一言で私のいっぱいいっぱいだった器から感情が溢れだし、一言も口をきかなくなった私。
内容は本当にどうでもいいことなんだけれど。
「もうちょっとご飯を気軽におかわりしたいなー」みたいな。
(私の盛り方が少なくて足りてなかったんでしょうね……)



色々と長いので省きますが、要は「私はこっちに来て自分のことで手一杯なのに、全部任されるとつらいし、なんでそのとき言わないの?」って思ったんです。



彼の優しさでもあったのでしょうが、私にとってはその気遣いに苦しめられたというか。
まぁ結局私が泣いて感情をさらけ出してスッキリ、彼も納得。という形で収まりましたが。笑



最初の月からそんな波乱があっていいのか?とも思いましたが、その一件のお陰で私の張りつめた糸が切れ、それからずいぶん気楽に過ごせるようになりました。



むやみに喧嘩をする必要はないと思うけれど、何も言えずに我慢するのは、たとえ相手を思ってのことだとしてもよろしくないんだなぁと思いました。

イライラする。
それが相手に伝わる。
相手が神経をすり減らす。
相手もイライラし始める。
それが自分に伝わる。
些細なことで爆発が起きる。



そんなことになりかねませんね。




こっちに来てから遠距離のときの特別感は減り、落ち着いてきました。
お互いに構う時間も減りました。
不満も、少しはあるでしょう。



それでも、来る前よりも、ずっと彼が大切な存在になってるのです。



なんだかんだ2年も経ちました。




結婚の話もちらほら出てきてます。





それが、幸せだなぁと。
目まぐるしくもゆるゆるとした日常の中で感じる今日この頃です。
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