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過去と今と




気づいたんだ。



もう彼が「過去」でしかないことに。




由と別れて1年とちょっと。
数日前にやるせない思いはしたけれど。




私は可哀想なんかじゃないよ?


もう思い出しても切なくはならない。
笑い話にしている自分がいる。
前に進めてる自分がいる。



それでいいんじゃない?


彼のためにも私のためにも、この方がよかったと思ってる。

むしろ、この選択しかなかったでしょう。

遅かれ早かれ、結果は同じだった。



何度出会い直したって、
私たちが私たちである限り、
きっとうまくはいかない。



あのときはアナタの手を離したことをすごく後悔したけど、
今は離して本当によかった。



お互い少し、生きやすくなったでしょう?




ごめんね、ありがとう。





アナタを愛せるのは私じゃなかった。
私を愛せるのはアナタじゃなかった。


でも、
あのとき一瞬アナタに救われたのは本当だよ。

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タイムリミット


小さい頃は、大きくなればいつの間にか「大人」になって、
今の自分よりずっとずっとしっかりしてちゃんとしてると思っていた。


でも、実際はそんなこと全然なくて。

大人でもおかしくない年なのに、まだ子どもな自分を切り離せないでいる



――まだ、「大人」になりたくない私がいるの。





私はいつまで子どもでいられるかな?
いつ、大人になっちゃうのかな?


あと何回寝たら?
あと何回笑ったら?
あと何回泣いたら?
あと何回傷ついたら?




あと何年何ヵ月何週間何日何時間何分何秒?


タイムリミットは、いつ?
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もしも、



もしも、
本気で好きになった男の子が、
その身体じゃ抱えきれないほどのつらい過去を抱えていて、
深い傷を負った心が悲鳴を上げているとしたら、




私は何ができるかな?




『僕等がいた』を観て思ったの。
矢野みたいな人を好きになったらどうなるかなって。


七美みたいに受け止められる?愛を与えてあげられる?



――きっと私はできない。


きっと、受け止めることや愛を与えることが義務化して、歪んでいく。
同情して、偽善者ぶっている自分に押し潰されそうになってしまう。


きっとそこまでの愛を抱けない。


それは私が本気で愛したことがないから、だけど。



でもね、
会いたいけれど会えない。
その気持ちは何となくわかる気がするよ。



いくら自分が大事だって、
自分の好きな人を傷つけたいわけじゃないから。

一緒にいて傷つくことはあるけれど、無理やり刻みたいわけじゃない。

好きな人には重荷を背負わせたくないの。


だから、会いたくても会えないことがあるんです。



会ったらきっと傷つける、壊してしまう。

相手も、関係も、私自身も。



それで切れてしまったら、それまでの縁だったってこと。

切れなかったら、
また「会いたい」と思って会えたなら、
きっとそれは本物の愛だったんでしょう。



矢野と七美のように、
一生懸命に人を好きになって、愛して、愛されて…

そんな恋愛を一度でいい、
してみたいものだと思ったのです。


できるだろうか?
彼等のように。



…何となく、重ねてしまうのです。



彼等が通った学校、
彼等が歩いた道、
彼等が笑い合った海、


確かにそこに、「私」もいたから。
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淡い乙女心



あなたに恋をして、
私は少し、自分を「女の子」だと認めることができた。


それはもう何年も前のこと。


そして今、あなたが大切だと気づいて、
愛しさと歯痒さと、
嬉しさと切なさと、
様々織り交ぜられた感情が胸を支配するのです。






恋愛
の括りに入れていいのか迷うほどに。
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静かなる謳歌


I LOVE YOU を訳しなさい

「あなたを愛しています。」
だから私を愛して、って?


そんなのただ見返りを求めてるだけ。


じゃあ、「愛してくれなくていい。」って?


そんなのただの綺麗事よ。
自分が愛した人には自分を愛して欲しいもの。


でも、自分が愛した同等分、或いはそれ以上を相手に求めるのは難しい話だわ。


人にはそれぞれの人生があるように、
人にはそれぞれの愛し方がある。
違う人間に同じ愛の形を望むのは、酷でしかない。

自分以上の愛を注がれると溢れたそれに溺れてしまいそうになる。
終いには愛まで零れ落ちていくでしょう。


どれも歪んで崩れて壊れていく。


そんなの嫌よ。

だからもう、あなたからは欲しがらない。
私があげたいだけあげる。
私があげたいからあげる。
「あなたのためにやってあげてるんだから」なんて、押しつけがましいことは言わない。
「私がやりたいからやってる」それだけで十分満足なの。



たとえあなたが我が儘を言っても、叶えてあげたいと思う限りは。


押しつけすぎるのはなく、
引っ込めすぎるのでもなく。


ただ、静かにあなたへの愛を謳おう。




“I LOVE YOU”


それはあなたへの愛の押し売りじゃなくて、メッセージ。





「もう、しょうがないなぁ。」

(仕方ないから許してあげる)




だって好きなんだもの。


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