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お望みは?




人生思い通りにならないものだわ。



でも、こんなに思い通りにならないことってあるもの?
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初恋を君に捧ぐ




昨日久しぶりに声を聞いて、


どうしようもなく会いたくなったよ。


声だけじゃ、足りない。
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何度だって同じことを繰り返す、




「結局アイツは別れるに値する人間だったんだよ。」



あぁ、うん。
そうだよ。そうなんだ。



でも、ごめんね

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どうしようもないのはわかってる、



由は私の常識を軽く飛び越えていく人だった。


あり得ないことを平気でする。
だからつき合って、そして別れたんだし。



でも改めて、由は私の手には負えない人だと思い知らされた。




酒癖が悪いのは重々承知してる。
何度その悪癖に巻き込まれたことか。
何度注意したことか。
――聞いてくれたことなんかないけど。



どうしようも、ない


そんなこと、わかってるつもりだった。


でもそれはあくまで「つもり」でしかなかった。



アナタはまた、私の考えもつかない行動をとるのね。




今も昔も、そしてこれからもきっとそう。


アナタは私の考えを軽く飛び越えてしまうんだろう。



私じゃ、アナタをちゃんと受け止めてあげられない。

受け入れてあげることはできるけど――“なれ合い”という名の、底なし沼にふたりで沈んでいくことはできるけど。
それは優しさに見せかけた、残酷な仕打ち。


アナタをちゃんと導いてあげることはできないの。


言葉が足りない
勇気が足りない
覚悟が足りない
気持ちが、足りない…




だから、無理なの。
それはわかってるの。


でも、こんなに苦しいのは何故?







その背に寄りかかる権利はないの



すこぅし久しぶりに由を見た。


私が何日か学校サボってたから会わなかったのよね。
一回サボるとサボり癖ついちゃうから。
ダメなのはわかってるんだけど。



そんなこんなで久しぶりに見た由の後ろ姿に、
何故か胸が少しだけ痛んだんだ。



何でかは、わからないけれど。


言い様のない不安に襲われて。



――あぁ、そうか。


最初に由の姿を見つけられなかったからだ。


今までだったらどんなに人ごみの中でも由を見つけてた――無意識に探してたのかもしれない。


でも今日はザッと周りを見渡して、「あれ、いないな」……それで諦めた。

それはもうあっさりと。


気づいたら結構近くにいたのに。


そのことに驚いて、そして不安に思った。


由がいない生活にこんなにも順応してる自分。
いつか由のことなんかどうとも思わなくなるかもしれない。
それはそれで、心の平穏のためにはいいのかもしれない。


でも、
今の私はそれを“さみしい”と思うくらいの感情は残ってて。



だから、苦しいの。
だから、厄介なの。



いっそこの感情がなくなってしまえば何ともないことだろうに。



今はただ、その背に寄りかかる権利がないことが寂しいの。

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