妹から聞いた嘘の様な本当の話。
聞いたのは数年前だから、十年くらい前の出来事になると思います。

 Aさん(仮称)の父親が亡くなりました。Aさんは無職。不景気(今もだが)で職探しに難航、当時はアルバイトで僅かばかりの収入を得ていた。だが大黒柱の父親を失い生活に困窮。役所へ生活保護の申請に言った。ソコで言われた一言。

「お父さんが君名義でお金を遺しているハズだ。よく捜しなさい」

「大抵の親はやっている」と追い返される。
   ↓
 探したら僅かではあったが(プライバシーに係わるので金額は聞いていない)銀行に預金されていた。
    ↓
 役所に報告すると…。

「では保護は必要ありませんね」と言って申請を却下。

 言わんとしている事は分かる。些少でも金があるから受理しないんだろ?でもこの対応無茶苦茶失礼だと思いません?
 おもいっきり上から目線。

何様のつもり→公務員さまだ!

 たぶんそうなんだろうな。

※なんでこんな古い話を書いたかと言うと、今生活保護費で色々揉めているから。因にこの話は大阪じゃありません、念の為。



⇒その後Aさんには更なる不幸に見舞われるのだが、それは次回。