話題:今日買った本
完全保存版-
「いまこそ知りたい、イスラム」
表紙の《アルハンブラ宮殿》の室内の美しさもさることながら、内容も充実したイスラム社会の紹介本になっています
元々 この出版社のムック本は、
〈読んで面白い、見て楽しい〉本なので、興味ある分野は購入してしまうようです(^_^;)
いつの間にか、手に取ってしまっているという…
ちょっと((( ゚д゚;)))gkbr
今回の本で注目した
〈読み物&見処〉ですが、
【宮殿やモスクに集約、イスラムの美意識】
アルハンブラ宮殿
-スペイン-
スペインに残っていた唯一のイスラム王国 グラナダ王国
無血開城のお陰で、アルハンブラ宮殿は現在も当時の美しさをとどめているとか…
BL系の本ですが、グラナダ王国のことが書かれています。
あと、青池保子氏の「アルカサル」には、主人公のドンペドロ1世とグラナダ国王の良好な関係が描かれていましたっけ
スルタンアフメット・モスク
-トルコ-
『ブルーモスク』の通称を持つモスク。
6本のミナレットが特徴的。
21,000枚以上のイズニックタイルに埋められた壁や天井の鮮やかさは、写真からも伝わってきます
オスマントルコ帝国のアフメット1世が1616年に建立。
日本だと徳川家康の時代ですね。
アルハンブラ宮殿やトルコのモスクなどの写真は見たことがありますが、
以下
はあまり見たことがありません。
イマーム・モスク
-イラン-
イランの古都イスファハーンにある、モスク。
サファーヴィー朝のアッバース1世が26年かけて、1638年建立。
壁を彩る青い彩釉タイルが美しいです。
バードシャーヒー・モスク
-パキスタン-
インドのムガール帝国時代、17世紀後半にアウラングゼーブ帝により建立。
ここも、回廊やその壁に施された模様が眼を引きます。
【聖なる祈りが育んだ、壮麗な建築物。】
副題に
-必見、想像を超えて進化する21世紀型モスク-が付いていますが、独特の建築の平面図とそれぞれの名称が解説されています。
《マクスーラ》、《ミンバル》、《ミナレット》《ミフラーブ》、《ムカルナス》と耳慣れた単語と耳慣れない単語が混在していますが、図柄ですぐに解消されます
【現地ムスリムの、知られざる日常に密着!】
■サウジアラビアの親子
■パキスタンの裁判官の家族
■トルコの小売店経営者の家族
サウジアラビアの親子だけは、父と息子だけ。
女性は(女の子も)写っていません。
戒律が一番厳しいのも、サウジアラビアだからかもしれません。
反対にパキスタンの家族は、一男二女。
奥さんもお嬢さん方、お坊ちゃんも可愛い
トルコのイスタンブール郊外に住む家族も、一男二女。
ご主人の妹夫婦や長男夫婦も一緒に写真に収まっています。
親族同士のお付き合いが密なのは、有名ですよね?
トルコの紹介というと、
が読み易いです
【イスラム社会を動かすのは、この12人。】
サウジアラビアの国王やアラブ首長国連邦の国王、イランやイラク、レバノンの宗教指導者
ヨルダンの国王夫妻、トルコの首相、インドネシアの大統領、モロッコの国王……
「あぁ、この人
」という人もいれば、日本では知名度無いのでは
という方もいらっしゃいます。
親日国であるトルコの首相やインドネシア大統領、この本(写真)を見るまでよく知らなかったです。
【日本でも、ハラール料理が堪能できます。】
夜 午後9時過ぎから深夜には見ないことを、お勧めします
トルコ料理、イラン料理、ウィグル料理にマレーシア料理。
代表的なお料理の数々
紹介されたウィグル料理は新宿に、マレーシア料理は池袋にあるので、調べて行ってみたいなぁと思っています
トルコ料理のマントゥやキョフテ、ピーマンのドルマは懐かしくて、新宿の「パムッカレ」に行きたくなりました(笑)
こちらの本で紹介されている、トルコ料理店とイラン料理店は赤坂と麻布。
ちょっとばかり、遠いのです
色々 書き連ねてみましたが、先にも述べたように写真が美しいし、見応えのある本だと思います。
最近 本のデザイン(デザイナーさん)や写真家さんに眼が行くようになりました(^.^)
若干 仕事関係でもあるし、中々 興味深いです