ヒジカタイタイ

……別に銀ちゃんが好き過ぎて土方がイタくなってるんじゃないですよ(笑)
俺の両肩両肘のことですね。元々学生時代からけんしょう炎みてえなもんですが、マウスで絵描くのってホントしんどいorz
少なくとも数こなさなきゃならなくなったら、確実にペンタブ要るよ。
まあ、今回のはぶっ壊れたケータイで音楽聞くために常に握力全開で押さえてなきゃならんのが、多大に影響してんでしょうが……うぅ痛いお。
因みに今のヘビロテは「World Is Mine」と「元カレコロス」ですね。どっちもMMD見てハマりましたが、俺自由にネット繋がったのがここ最近なので、確実に2、3年遅れている。ううむ……



以下コメント御礼≫
ケニーさん様:コメントありがとうございます。やー、ホントガラケー派は何もすることないですねorz
充電とか「は?」みたいな顔されるし。
私も寄る波には逆らえずに近々買い換えますが(音楽聞くため)、ガラケーに慣れ親しんだ人間がスマホを扱えるのか酷く心配です(-_-)



『それでもなおこの道を行くP』



ぶっ潰した『甲鉄』の後始末はエラく大変だった。何と言っても類をなかなか見ないくらいの巨大な戦艦である。
沈めさせるのに指揮を取るのも大変だったが、この始末書と報告書の山に比べれば、まだしも楽だったなと土方は小さく溜息をついた。
ふと、とてとてと言うわざとらしい足音がこちらに近付いて来るのを聞きつけて、土方は口端が思わず緩むのを自覚した。
銀時だ。
筆を置くと同時に襖が開く。
「よー、お久♪」
「おう……この間はありがとうな」
「いや。まあ、結局殴らなかったんだけど。言いたいこと言ったから満足した」
「そうか。おかげですこぶる仕事が楽だったよ」
「アイツらの顔……お前にも見せてやりたかった」
ニヤニヤと実に意地が悪い笑みを浮かべて、銀時は土方の傍らに腰を下ろす。
まるでそうすることが自然なように、
まるでそうすることが当たり前なように。
それを嬉しく思いながら、土方は懐から煙草を取り出してくわえた。火をつけ、一つ紫煙を吐き出す。
「あの二人が大人しく引くなんざ……一体何を言いやがったんだ?」
「んふふ、ナイショ♪お前聞いたら羞恥で悶絶死出来るぜ」
「………………」
どうやら聞かない方が身のためなようなので、土方はそれ以上の追及を諦めた。
質問を変える。
「お前……本当に、後悔してないのか」
おもっくそ殴られてひっくり返った。
「痛ってえなっ!!彼氏の顔グーで殴るか!?しかもマジで!!」
「お前がそんなことばっか言ってっから、アイツらにナメられんだよ!もっとシャンとしろバカヤロー!」
「……けどよ、」
銀時に過去を仲間を裏切るような真似をさせているのは事実だ。きっとこの優しい男はずっと傷ついているに違いない。
視線を落とすと、ガシッと両頬を掴まれて顔を上向かせられた。
「俺ぁお前が思ってるほど繊細じゃねえよ。それにお前の傍にいるからって、主義主張を変えるつもりもねえ」
「そりゃ……」
「だからテメーが気に入らねえ時はこうして殴ることだってあるし、でも俺の大事なもの任せられるのは他の誰でもねえ、お前だけだと思ってる」
「…………」
「大体お前、俺の方が強いんだよ?力尽くでもねえのに、俺がヘタレなだけのクソみてえな男に脚開く訳ねえだろ」
こつん、と額がぶつかって間近で強い瞳と視線が絡んだ。



→続く