『本当は怖い童話』系のに、アンデルセンの『人魚姫』を扱ったヤツで
「口がきけなくてもコミュニケーションのとりようはいくらでも有ったハズだから王子と結ばれなかったのは人魚姫の怠慢の結果であり、あの結末になるのも当然(意訳)」
……ってのが有って、戦慄した事が有った。
話題:ひとりごと
筆談……はともかく(姫は人間界の方じゃないから文字が書けたか不明だろうとか、そも物語の作られた時代には、文字書けない読めない人達のが大多数だったんじゃなかったんかいとか)、身振り手振りボディーランゲージで! っても、物事に限界は有ると思うんだがなー……(そもそも相手は王子だぞ、ボディーランゲージだっつってヘタな事したらボディーガードやらお付きの騎士やら衛兵やらがすっ飛んで来て即クビ飛ぶんじゃねーか?)。
考えて努力はすべきとは思うんだけど、
こーゆー、周りの状況や当事者の立場もあまり考えんと「こうだからこう!」ってのが問答無用でまかり通るって世の中は、正直なんだかなぁっていつも思う。
あ、なんかそんな話、ドラえもんのコミックで読んだな←
まあ、そーゆー事わざにアピる性格の人物って、昔話や神話伝説、童話の類だとロクな性格の人間じゃない率高いような(笑)。
て言うか、あの話のキモは泡になった姫が“空気の乙女”に生まれ変わった→善行を積む事で最終的に魂を持つ人間に生まれ変われる可能性が示唆されてる事なんだけどね……。←キリスト教圏で“転生”に近い概念出すお話、ってかなり珍しい気も。
なお、人魚姫のメンタルモデルは作者(アンデルセンは内気過ぎて生涯独身、……童貞?)と言う説も。
人魚姫は人間の足を手に入れただけで人間になった訳じゃない。泡になって人魚の寿命(300年だっけ?)の後、人間に転生できるっていう
後者かな、やっぱり……(^q^)。