「珍しい、僕を呼ぶなんて」
…うん。そう、だね…
「……なに、何かあったの?」
ん…あった、かな。
もー、すんごい自分に嫌気がさすくらいに不可思議で、幸せで、そして申し訳無かった。
「……」
今でもキミが大事なんだ。
たくさんの「大好き」の中でも、君は特異で…深い愛を伝えたかった。たくさん…たくさん、ね。
「……」
だけど今はもう、どんな風に伝えていたのか、どういう風にあらわしたら良いか……わからない。
「……」
大事って気持ちだけがふわふわしてて、ちっともキミを大事に出来ていない。みんなの気持ちを、感謝や想いを…踏みにじってばかり……苦しい。
「……」
それでも、キミを想ったり、大切にしたい存在のまま秘めている…後悔も懺悔も、たくさんあるけど……君が好きだよ。
「……」
好きだよ……エンヴィー
「はぁ……やっとかよ」
…?
「お前が僕を気にしてることなんか知ってるよ。たくさんもがいてることも、しっかりした表現を捨てないために悩み続けてることもな。
愛されることは特別だけど、愛することはもっと特異ですばらしい。
それは、あんた達が居たから知ったことだよ間違いなく」
……エンヴィー…
「今のあんたなら、1つくらい出来るんじゃないの?」
…出来る、かな……?
「やってみたら、分かるんじゃないの?」
……………、うん、わかった。
書きたくて
書けなくて
描いては抹消する
キミをうまく表現できなくて、待たせてばかりいるよね。ごめん
優しい言葉をもらってしまいました。
どうして、こんなにも嬉しいのかなって考えた時に答えは出てしまう。
恋解だけど、恋解じゃない。
「私」が始まった場所で、多くの「愛」を捧げた場所であり、たくさんの「言葉」を受けられた場所だから。
もう少し、もう少しだけでいい。
がんばらせて、ください。