何もせずに過ぎた今日
あっという間に夜がきて
明日の気配も近づいている

苦しくて 消えたくて 壊れてしまいたくて
蒼白い月を見上げては還りたいと想いを馳せる

夏の気配をはらんだ涼しい風が
どんどん心悲しくさせる
熱を持った体が忌々しくて
冷たい床に転がってはため息をつく


あー、夜の海に行きたい