話題:一年を振り返ってみる


2023年も色々な事がありました。世界情勢や環境問題、社会面なネガティブなニュースが多かった気がしますが、明るい話題もありました。特にスポーツ。やはり語るべきは、何と言ってもWBCの熱狂ぶりでしょう。

迎えた決勝、アメリカ戦の試合前のロッカールームで大谷翔平がメンバーに向けて放ったあの言葉──

『あれはゴルフを愛する人への冒涜ですよ!!』

──歴史的名言として末永く語り継がれてゆく事でしょう。

……えっ?今のはビ〇グモーターの社長の謝罪会見の台詞?

すみません。勘違いしてました。正しくはこちらです──

『ドゥデュースも私も帰ってきました!』

──皆が震えましたよね。

……えっ?それは有馬記念の武豊の台詞?

そうしたら、こちらでしたっけ──

『おつかれ生です♪』

……えっ?阪神の優勝後のビール掛けの時の平田コーチの台詞?

うーーーむ。何だか色々な事があり過ぎて全部ごちゃ混ぜになってしまいました。まぁ、とにかく、小谷実可子さんが何かいい事を言ったのですよ─いや、小谷さんじゃなくて中谷美紀さん─じゃなくてホテルニューオータニの支配人─もとい、大谷翔平さんが何か『元気があれば何でも出来る』とか『板垣死すとも自由は死せず』とか『見た目は子ども、頭脳は大人』とか、そんなような事を言って日本中が盛り上がったという。

その決勝も手に汗握る大接戦で、先取点を取られて劣勢の中、大谷のツーベースを口火に吉田羊?吉田茂?いや吉田正尚の四球、代走に周東。満をじして登場の三冠王村上が外野の頭を超える大飛球、快足を飛ばしホームへ走る大谷、それを更なる快足で追い掛ける周東、二人帰って逆転か!と思ったところに外から一気にルメール騎乗のイクイノックスが二人を差し切ってゴールイン。ドバイDF、天皇賞・秋(天才ルメール騎手の神騎乗が炸裂)に続きジャパンカップをも制して世界ランキング一位の底力を見せつけた結果となりました。強い。強すぎる。

……えっと、何の話でしたっけ?

何だか色んな事があり過ぎてごちゃごちゃになって訳判らなくなってきました。まあ、そんな感じで優勝。栗山監督が選手にあんまり優勝を意識させないように敢えて優勝という言葉を使わず『アレ』
と言っていたのも話題になりましたよね。

……それは阪神?岡田監督?

まあまあ、WBCの優勝だけでなく他にも多くの偉業がありました。

例えばボクシング。4団体のベルト統一を賭けた世紀の一戦。迎えた第10ラウンド、野坂昭如、渾身の右ストレートが大島渚監督の顔面を捉えた。……いや、これは全然違う別の話でした。とにもかくにも、2つの階級で4団体のベルトを統一し、累計8冠となった井上尚弥選手。次は同じく8冠を持つ藤井聡太さんと16冠を賭けた夢の対決に挑むとか挑まないとか。

他にもフィギュアスケート、やり投げ、バスケ、ラグビー等々、様々なスポーツで素晴らしい活躍がありました。 

それらの熱きこころ(小林旭的な)と赤いトラクターを思い出しながら、ポジティブなエネルギーを持って新らしい年を迎えたいものです。



2023年も残すところ僅かとなりましたが、今年も何かと大変お世話になりました。2024年もまた宜しくお願い申し上げます。

〜おしまひ〜。

*『お世話になりました』と書くたびに井上順さんを思い出す人、この指とーまれ。