父の夢をみました。
何度もみているのですが、とてもいい表情の父が出てきてくれて嬉しかった。
私が何かを頼んで、車を運転してそちらに受け取りに行こうと道を左折した瞬間、笑いながら前から歩いてくる父が目に飛び込んでくる。
そんな夢。
私はいまだに夢の中で父に頼り続けている。
何てこったい。

そういえば、先日の法事の際、弟1が不在だったので、なんとも宙ぶらりんな感じがしたと思います。
集まった方々には特に。

でもこれからそうなっていくのです。ますますそうなっていくのです。
実家には半身不随の男がひとりと、女が3人。
誰も働いていない。
建物は三棟あり、ひとつは物置き。
ひとつは二階建ての弟一家の家。
ひとつは母がひとりで猫1匹と暮らす木造平屋の5LDK。
そして山の向こうに96歳の私の祖母が、これまたなんとひとりで暮らす小さな家もあります。

話が逸れましたが、法事の挨拶の時など、本来弟1がすべき事を誰がやって良いのか戸惑います。
結局、婿養子に行った弟2がやってくれましたが、私がした方が良かったのでしょうか。

弟1が倒れてしまった今、私は独身でいたら間違いなくあの家の家長とされていたと思うので、本当に結婚して良かった。
母が心配なのはもちろんなのですが、夫という相談相手もいるし、弟1も私の夫の前ではシャキッとしているように見えます。

ともかく、常に実家が気がかりなのでした。
来年はどんな年になるのでしょう。
できればしばらく大きな変化は無い事を願いたい。
不安定で心細くて、まったく父がいなくなってからあの家は心もとない所になってしまいました。
いつかこの不安が解消される事はあるんでしょうか。

母がひとまず元気でいるうちに、家の中のことを色々聞いておかなくてはいけないなぁ。
ただ、母は、自分の母が96歳でボケてもいないせいで、自分自身が弱くなるという事は全く考えていないようです。
そらまあそうでしょうが、もう母も74歳。
そんな歳で家の中の事や、息子の事で気をもむのは大変に気の毒なのですが、連れあいが先立つのも息子が脳梗塞で倒れるのも、世間にはよくある話です。

自分自身が健康でいることも大切です。

とりあえず私は、今夜の暴飲暴食を心から反省して(笑)
明日は夫とのんびりしたいと思います。
のんびりできますように。

そして、お父さんお願い。また夢に出てきてね。