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「八丁堀夫婦ごよみ」早見俊・著〜2

話題:最近読んだ本

「八丁堀夫婦ごよみ」
(はっちょうぼりめおとごよみ)


時代的には、徳川家斉の頃
文政10年(1827年)


《登場人物》

南町奉行所 定町廻り同心 柳川卯一郎は31歳。

二年ほど前に妻 蔦江を亡くしている。
蔦江は北町奉行所の同心 山形源右衛門の長女。

蔦江の忘れ形見
美佐 10歳
徳太郎 7歳

主人公 操は20歳で初婚
しかも、武家の出ではなく
柳川卯一郎の下で働く岡っ引き梅吉の娘


柳川家の家人

お咲と吉蔵 20年近く柳川家に通っている。

柳川卯一郎の父母は、亡くなっているが、上の夫婦が舅姑役

操の実家の人々

黒門町の梅吉(操の父)
柳川卯一郎の岡っ引き

隅代(操の母)
髪結い床「羽衣床」経営

小吉(操の弟)15歳


*岡っ引きの賃金は、同心の収入から出されるので、安いとか。
おかみさんの副業なくては、食べていけないと聞いています。


*織田信長が敦盛で「人生五十年」と謡ったように、
江戸時代になったとはいえ平均寿命は現在ほど長くはありません。

女の子の適齢期も
「娘十八 番茶も出花」というように、十八歳前(数え年だと十五〜十七、八)
操の年齢だと行かず後家と言われて、後妻さんの口しか無い訳です。


主人公の操は、他にも原因があって、晩婚だったのですが…

二十歳でいきなり、二人の子持ち。

なさぬ仲の子供を育てるとは、きつい立場ですよね。


*始まったばかりの新シリーズなので、これからの展開は楽しみです。

時代劇だと誰の配役がいいかな?


久しぶりに酒の肴にしてみたくなりました



でも、黒門町っていうと「黒門町の伝七」と、
反射的に出てしまうので…

う〜ん(;´∀`)


しかも、キャストは中村梅之助ですもの。


早見 俊さん、黒門町の梅吉って、意識してつけたとしか思えない…

梅吉のイメージは、若い時の中村梅之助でOK?











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