闇サトシが書きたくなってストーリー考えてみた。
例によってやっぱり弟サトシ設定(
これ)です。
今回はかなりダークな話です。
メンヘラ、DV、近親相姦と
まさに地雷原ですので、 初代ゲームボーイ並の強靭な心をお持ちの方のみ見てみてください。
性描写等は一切ありませんが、内容が内容なので15推です。
↓
《闇サトシ》
腹黒とかそういう次元ではなく解離性同一性障害という歴とした精神疾患。いわゆる多重人格。
旅に出るずっと以前の幼い頃に発覚し、正式な診断書も貰ってる。
あくまで“いつものサトシ”が主人格で、“闇サトシ”が交代人格。
最初に交代人格に対面したのは姉だったが、彼女自身も子供でそういった疾患に関する知識がなく、何となく人には言わない方がいいだろうと判断してひた隠しにしてきた。
次に気付いたのはママ。
姉に対して乱暴な暴言を吐きながらポカポカ殴りかかるサトシを発見。
最初はただの癇癪だろうとその場で叱ったり宥めたりするのみだったが、何度か同じようなことがあり、さすがに異常だとまずオーキド博士に相談。
話を聞いた博士がハナダの精神科の医師を紹介してくれ、上記の疾患と診断される。
主人格に比べ交代人格があまりにも乱暴なので、念のため精神安定剤も処方される。
精神病なのでこれといった治療法はなく、サトシの心が成長して落ち着く、要は自然治癒を待つのみ。
処方された薬は本人、母、姉の三人がいつも持ち歩いているものの、子供のサトシには副作用がきついため全く使われたことはない。
不思議なことに、姉の前で人格が入れ替わることがほとんどで、そのお陰で隣近所や学校の友人などには知られることなく正常な付き合いが保てている。
交代人格のときは残虐非道で暴言暴力のオンパレード。バクラと吹替えしたみたいないわゆる一般的な闇サトシ。
しかし暴力の対象がほぼ姉のみであること、また姉とは歳が離れていて根本的な体格差や腕力差があることから、この時点では特に深刻な被害はない。
/チュートリアルここまで。ここから旅立ち。
サトシにとっては不幸なことに、交代人格が表に出ているときの記憶がはっきりとある(人格間での記憶の共有)ため、自分が慕っているはずの姉に暴言を吐いたり手を上げていることを知っている。
それがとんでもなく苦痛で、本人も完治を強く望んでいる。
もちろんポケモンマスターを目指すための旅ではあるが、その過程での精神的な成長も目的としている。
同時に、この疾患を治すことが出来る精神科医も探したいという裏の目的もある。
姉はその為のサポート兼付き添い。
しかしカントーオレンジジョウトホウエンシンオウと旅してきたが、特に成果は上がらず、(夢への進退は別として)時間だけが悪戯に経過していく。
これまでは年齢差のお陰で闇サトシが暴れても無傷で受け流すことができていたが、サトシ自身の生来の身体能力とか男女差が現れ始めて、ホウエンを過ぎたあたりから、徐々に姉の負傷が増え始める(まぁこの時点ではまだ軽微なものだけど)。
あ、ちなみにこの話の主な時間軸はBWです。つまりここから本編。
BW入った辺りから腕力差は完全に互角、むしろ姉が負け始める。男の子の成長って凄まじいね。
姉はというと最低限の自己防衛以外はほとんど無抵抗状態で受け入れてる。
当然サトシ(主人格)も気が気じゃない。
「オレ、このままじゃ…いつか取り返しのつかないことになりそうで怖い」うわぁ鬱だー
姉はそんな主人格の心を案じて(罪悪感を抱かせないよう)なるべく平気な感じでポーカーフェイス装ってるけど、交代人格は彼女の痛みに歪む顔が大好物なのでエスカレートする一方。
で、まぁやっぱりというかなんというか暴力の方向性に性的なものが混じり始める。
ある日強引にキスされて、しかも手酷く舌を噛まれる。
お姉ちゃん口から血ィだばだば。
舌を噛み切る→死ぬっていうくらいの知識はあるので、我に返って発狂寸前の表サトシ。
「どうしよう…オレ、いつか姉ちゃんを殺しちゃう…!」←もちろん泣きながら
「大袈裟だなぁサトシは。ちょっといつものチューより情熱的だっただけだよ。大丈夫」←まだ血ィだばだば。絵面がマジホラー
これ完全にR-18ルートだわー。しかも関係持ったことを同行者に知られちゃうパターンだわー。気まずいなんてもんじゃない。
と言いつつ気分が乗ってきたので、この部分は普通に書いてみた。↓
【
発覚シーン】
デント可哀相すぎ。
今更ですが、実際このシーン書き始めるまで表サトシとまで関係を持たせるつもりは全くなかったです。
なんか夢主がろくでもねぇビッチに成り下がってしまいましたが、一応(無意味な)弁護はしておきましょう。
まず、本来なら“いけないこと”だと諭すべきを“最大限の愛を表現する行為”だのと弟相手に詭弁を呈した件ですが、それまでに表サトシは年々凶悪性を増す自分の暴力行為について大層心を痛めて、精神的にかなり参っていました。
姉としてはこれ以上彼に罪悪感を抱かせたくなくて、その為には彼のしでかしたことを“肯定”するしかなかったんです。
あと、解離性同一性障害を持つ人と接する際の注意点として“特定の人格を贔屓してはいけない”というのがあるそうです。
夢主もこのことは子供の頃から医師に重々言われているので、 片方を受け入れたらもう片方も受け入れるしかないっていう…。
上のシーンだけではいまいち説明不足だったので、この場でついでにデントの弁護もしておきましょう。
彼は別に好き好んで聞き耳立ててた変態ではありません。
たまたま何か所用があって消灯時間後にサトシの部屋を訪ねる (この日はみんな一人部屋宿泊)
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部屋はもぬけの殻。
「こんな夜中にどこへ?一応保護者(姉)に報せた方がいいよね」
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姉の部屋のドアをノックしようした矢先、中から人の声が
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「あれ、誰か居るのかな?サトシ?」
特に悪気もなくドアへ耳を近づける
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ギシアン(しかもクライマックス)
…うん、デント可哀相。