サトシと過ごす人類滅亡まであと30分間なSS。
例によって弟サトシ(これ参照)設定です。
ヒーローなサトシはいません!
お姉ちゃんの腕の中で震えながら頭撫でられる系男子に成り下がっています。
ピカチュウはログアウトしました。
ネタでも近親相姦が受け付けない人は閲覧注意。

大丈夫そうな方は↓からどぞー。




サトシとせかおわ




追記に補足とかいろいろ。

















人類滅亡といえば隕石という安直さ…
エピソードデルタBADEND的な。
いや、別に手塚ゾーンでも良かったけれども。



一切ポケモンが登場しないことの一応の辻褄合わせとして、隕石の衝突によって人間は9割方死ぬ→奇跡的に生き残ったとしても衝突前後で地球環境(酸素濃度、気温、水源etc.)ががらりと変わるので結局適応できず絶滅不可避→ただしポケモンの何割かの種族にはワンチャンありというかなり信憑性の高い予測が公表される→トレーナーはこぞってポケモンを“解放”した。っていう設定がありましたが、長くなりそうだったし「書きたいとこだけでいっかー」って気分だったのでバッサリ。
ぶっちゃけ、ピカチュウは状況を理解しても最期までサトシの傍を離れないだろうなとは思う。


今までこの姉弟の関係(闇サトシを除く)は白に近いグレーくらいのイメージで書いてたのですが、今回は限りなく黒に近いグレーになりました。
世間一般で言う“男女の仲”にはなっていないので黒ではないと思うけど、自覚して開き直っちゃってる面が大きいし。
まぁこの夢主の場合はそれこそ世界の終わりにでも直面しないと受け入れないだろうから、ある意味唯一の報われる(?)道なのかもしれない。


冒頭のサトシが弱虫過ぎですが、これは確実に書き手の願望が前面に出た結果です。
ぷるぷる震えるサトシを抱きしめて頭なでこなでこしたいっ!すごくしたい!!


なんか昔はよく「二次元のイケメンが優しく頭撫でてくんねぇかな」とか考えてた気がするんですけど、ここ数年でこういう願望も強くなったように思う…

まぁ嗜好の範囲が広がったってことだよね、ハハっ!



相変わらずXYのサトシがイケメンすぎて惚れ惚れします。
今回、背丈や顔立ち、喉仏といった弟の成長に目を細める描写が、書いていて楽しかったです。
この二人の場合、そういうのを目の当たりにしてもどぎまぎしたり頬を染めたりしない。
あくまで微笑ましいなぁと目を細める程度。
こういうところはちゃんと“家族”なのです。





ものすごく今更ですが夢主(サトシ姉)の手持ちについての設定もメモついでに置いときます。↓


・ニドキング
控えめな性格 物音に敏感
特殊AT
中学進学時にゲット(当時はニドラン♂)
マサラには小学校までしかなく中学はトキワまで通学する必要がある。当然道中草叢を横切るので、ポケモンを連れて行かなくてはならない。
通常研究所から図鑑と御三家をもらえるのはトレーナー志望として旅に出る子供のみ。
夢主の進学を控えた際、ハナコが近所のおじさん(職場がトキワ)に娘の通学用のポケモンを見繕ってゲットしてくれるよう依頼→夢主のポケモンに。
まぁこちらに戦意がなければ野生のポッポやコラッタが襲ってくることは滅多にないので、基本登下校時に連れ歩くだけ。ペットに近い。
その頃は「ぼくがご主人を守るんだ!」とはりきってたけど、旅に出て世間を知るとだんだん卑屈な性格に。
誰が見ても夢主のパートナーとして立派に主力ATを担っているのに、自分は所詮器用貧乏だから…とか思っちゃう。
ほんの子供の頃から可愛がってくれた夢主のことが大好きで、彼女のためにバトルはいつも真剣に頑張る。
夢主は結構バトルに対しては適当なスタンスなので「別に無理しなくていいんだよ」と言っているが、不一致技の威力を少しでも上げるために自ら命の珠を手放さない。
“命を削る”という点は見過ごせないものの、特定の技を使っている限りでは影響ないようなのでまぁ好きにすればいいかと放任。
夢主がサトシを命より大事にしてるってことは理解してる。
なので主人の意思を汲んで、彼女よりもサトシの身の安全を優先させることもしばしば。でも心が痛い。
「あの二人って姉弟だよな?」と夢主の弟に対する過剰ともとれる愛情の行く末を心配している。でも控えめなので、口は出さない。

・ピカチュウ♀
冷静な性格 のんびりするのが好き
サトシと旅立って間もなくトキワの森でゲット。
モンスターボールが大好き。
「サトシのピカチュウに友達を作ってあげよう」という微妙すぎる理由でゲットされた子だが、生まれて初めて入ったモンスターボールが快適すぎて「何ここマジ天国wもう野生に戻れないわww」とこちらも微妙すぎる理由で仲間入り。
実はとても頭の良いピカチュウ。
自分が生来バトルに不向きであることを理解している。
闘争本能もさほど高くないので、基本バトルには参加せず大体ボールに引きこもってる。
「そんなにボールの中が好きなら…」と夢主がもっといいボールに買い換えてあげようとしたときに迷わずゴージャスボールを選んだちょっと現金な子。
常に俯瞰的な姿勢を崩さず、唯一全体的な人間関係を正しく理解してる子かもしれない。
夢主の異常性を心配するニドキングを尻目に「それがまんざら一歩通行でもないんだよねぇ」と傍観を決め込む。
サトシのピカチュウについて→「あの子働きすぎじゃない?」

・ギャラドス♂
陽気な性格 暴れるのが好き
サトシの健やかな成長を願って端午の節句を祝いたいのに旅の最中で鯉のぼりが調達できない→その辺の水場でコイキングゲット→学習装置を駆使して1週間で進化させる(ニドキングが頑張りました)→「ほらサトシ鯉のぼりだよー。柏餅も買ってあげるからねー」
ピカチュウ以上にあんまりな理由でゲットされた子。
幸い陽気な江戸っ子気質でお祭り好きなので、毎年ノリノリで鯉のぼり役をやってくれる。
むしろ「今まで全く活躍の場がなかった飛行タイプの血が滾るぜ!」…頭は少し残念かもしれない。
情に厚く、弟を思う姉の心に素直に感動。
ニドキングやピカチュウと違って、夢主とサトシの関係についてあまり深くは考えてない。
純粋にバトルは大好きで、実力的にもなかなか。
夢主があまりバトルに熱心ではないのが残念だが、「ま、ムスメっ子だから仕方ねぇか」
初対面の相手をとりあえずガン飛ばしてビビらせてみる。DQNかよ。
何気にサトシのリザードンがいけ好かない。



バッジ集めも図鑑集めもしてないので、基本的に上記メンバーから増減はありません。
逆に言えば、旅の経験値が全て彼らに集中するため、レベルはお高め。(といっても積極的にバトルふっかける訳じゃないから、トレーナーとしてすごく強いというほどでもないけど)
ニドキングが人から貰ったポケモンなので、最低限の管理責任としてカント―のバッジは8つ持ってます。本人的にはもう満足。
記念受験的な感じでサトシと一緒にセキエイリーグにエントリーしましたが、一回戦敗退。「まぁこんなもんだろ」的な反応。
バトルへのポテンシャルは低め。

ちなみに姉は中学を出てます。
まぁ小学校卒業してからサトシと旅立つまで特にすることなかったし。
実家の手伝いでもしようかと持ちかけたら、「ママを甘く見ないでちょうだい。それくらいの甲斐性はあります」と進学を勧められたので、甘えさせてもらった。
義務教育以外の学生生活を経験してるせいか、サトシを含めた旅のメンバーとは視点や価値観に少し差があるかもしれない。

中卒&小卒の姉弟というと物凄く闇深な感じがしますが、小卒大人法が施行されてる世界の話ですからねっ!



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