2009-5-25 15:01
モーブ
ゼニアオイの色は【モーブ】と言われるそう
フランス語である
1856年にイギリスの化学者の卵であったパーキンが、コールタールから解毒剤を合成する実験中、偶然抽出した物質をもとに、明るい紫系の染料を開発したのが、合成染料の第一号【モーブ】である
紫色は、自然の染料からは最も得にくい色で、日本では紫草の根から、西欧では紫貝の分泌液から染めていた
だが、濃い紫を染めるためには膨大な量の草また貝を必要とし、大変な手間がかかった
紫が高貴な色とされる理由も、この希少性にあった
1862年、大栄帝国のビクトリア女王は、万国博の開会式にこの世界初の合成染料で染めたドレスを着て出席し、話題になったのち、【モーブ】は【ビクトリアン・モーブ】と呼ばれ流行する
この時期、雑草のように道端によく咲いているが、とても好きな花だ
毎年、見かけると写真を撮っている気がする (;^_^A
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《帝王紫》と呼ばれるものですよね
好きな色なのです
仕事がら〈貝〉や
〈草〉の染の紫色は目にするので馴染みがあります(笑)
こんにちは
コメントありがとうございます!
帝王紫という言葉を全く聞いたことがなかったので、調べてみたら、チリアン・パープルともいうそうですね
貝紫の、染料として使われる部分の黄色の液体が、乾くとあんなに濃い紫になるとは、本当に驚きました w(°□°)w
私も和服に使われるようなこういう濃い紫はとても好きです
勉強になりました
貴重な話、とても嬉しかったです (^-^)b
ありがとうございました!