大丈夫ですか?
いきますよ?
さて。
先日見つかった、卵巣嚢腫。
MRIという、磁気を使った機械で細かく撮影したのですが、その結果を聞きに診察に行って来ました。
腫れ上がった卵巣の中身は、経血でした。
つまり、子宮内膜症(毎月、子宮に、妊娠にそなえて血液のクッションが作られ、使われなければ流れ落ち(これが月経)、そしてまたクッションが作られ、流れ落ち、を繰り返しているのですが、そのクッションが、子宮内の正しい場所じゃないところに作られることです)が卵巣内に出来て、そして少しずつ、血液が溜まり、だんだん大きくなってきているのです。
(チョコレート嚢腫、と言います。古い血液が黒っぽくなり、チョコレートに見えるからです)
生理痛や腰痛、腹痛がないなら経過観察で良いのですが…。
大きくなると、はじけたり。
他の臓器と癒着したり(くっついて、炎症を起こすと、熱が出たり、激痛におそわれたりします)。
とにかく、手術で取り除くしか手段はなくなります。
何より。
年をとってくると、癌化してくる可能性も出てきます。
(必ず、ではありません。あくまでも、ない人より、ある人の方が、卵巣癌になりやすい)
今は、癌とか、悪性のものではないので、今すぐ何かしなければ、ではありませんでしたが…。
妊娠を望むなら、お薬で月経をコントロールするとか、手術なら嚢腫(嚢胞)だけを取り除く、などの治療方法があります(完全に取り除けるかどうかは別)。
もちろん、妊娠を望まなくても、上記のような治療を選択できます。
が。
根治ではありません。
確実に、劇的な悪化や、癌化を防ぐには。
卵巣と子宮の全摘(全部取ってしまうこと)しかありません。
…と、言われてしまいました。
…いやいやいや。
ちょっと待ってください。
頭、真っ白です。
この年だし、子供が欲しいとか云々はもうあきらめてるけど、でも、それらをなくしてしまうのは、女として、ちょっと、考えられません。
こんな年ですが、女です。
乳房と同じくらい、子宮も卵巣も、大切にしたいです。
今すぐは、決められません。
…ということで、3ヶ月後に再診し、急激な巨大化がないかどうか等々、様子をみて(あと、持病の心臓のこともあるし)また、考えることになりました。
卵巣嚢腫、と言われた時点で、大きくなってきたら、いつかは取らなきゃな、でも、片方だけだから、と、軽く考えていたのが…。
まさか、こんな大きな話になるとは…。
ちなみに夫は、『長生きしてほしいから、全部取ったら?』だと。
おいおいおい。
じゃあ、あんた、玉を取れるんか?(下品でごめんなさい)
…女性の皆さん。
しつこいですが、婦人科の検診は、お早めに。
私みたいに、生理痛もなく、規則正しく生理が訪れては去っていても、こんなことになっています。
子宮内膜症や卵巣嚢腫も、早めに発見することで、治療手段も広がり、生活水準も保たれます。
ぜひぜひ、皆様。
検診、受診を!!
…啓発したいので。
また3ヶ月後に、経過の記事をupします。
それまでにも、何かあれば更新します。
(婦人科、でカテゴリ作ります)
皆さん。
レッツゴー、婦人科!