話題:妄想話
4年の歳月を経て戻って参りました【ちょっと凹むシリーズ】。
今夜は娯楽施設にスポットを当ててみました。
‐《映画館》編‐
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映画館で働くスタッフの人生を振り返る【ホームビデオ】が3時間近く流れた後、ようやく本編の上映が始まる。もちろん、途中入場や途中退出は一切許されない。
A
映写技師が上映中の映写機の前に時々手を出して、スクリーン上で“狼の遠吠え”などの影絵ハンドパフォーマンスを見せてくれる。
B
設計ミスにより座席が全て後ろ向きに設置されている為、映画を観る際には肩越しに振り返るスタイルを取らなければならない。
C
忙しい現代人に合わせ、本編が10倍速で上映されるスピーディーシステムを採用している。
D
経費節減でスピーカーが設置されていない為、音声は全て【専属の活動弁士】が行っている。
E
スクリーンが前の席に座る客の後頭部。当然、最前列の客は映画を観る事が出来ない。
F
信じられないぐらい素晴らしい音響システムと映像美を誇るが、それらは全て実は“未来テクノロジーによる現代に存在してはいけない物”なので、映画を見終わった後、未来人の手によって“この場所での全ての記憶”を消されてしまう。
‐《カラオケ》編‐
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マイクが街頭演説用のスピーカー。
A
託児所を兼ねていて、どの部屋にも必ず“天使のような顔で眠っている赤ちゃん”がいるので、起こさないよう出来るだけ小さな声で歌う必要がある。
B
今のところ“あ〜た行”の歌手の曲しか無いので、どことなく消化不良を起こしたような気持ちになれる。近日中に“な行”の歌手の曲を導入予定との事だが…。
C
選曲は全て店長が決定するので、客は自ら歌う曲を選ぶ事が出来ない。
D
歌詞本が全て店長の手書きによる。おまけに“うろ覚え”で書いているので、あっちこっちに間違い箇所がある。どうしても思い出せなくて、無理やりハミングにされている部分もまた多い。
E
5分に1度は電気のブレーカーが落ちて停電するので、なかなか落ち着いて歌う事が出来ない。
‐《ボーリング場屋》編‐
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レーン数は80もあるのに、ボールが1個しかなく、客全員で使い回すシステムになっているので、なかなか投げる順番が回って来ない。
A
投げたボールが戻ってくるまで2時間近くかかるので、これまたなかなか投げる事が出来ない。
B
レーンの長さが、オーナーの誕生日に因んだ816メートルもあるので、ピンを肉眼で確認する事が出来ない。
C
ロマンティックな店長のアイデアにより、貸し靴は全て【シンデレラのガラスの靴】になった。
D
ストライクを取ると、店長が客の実家に電報で祝電を“必ず入れる”というサービスがある。
E
倒したピンは自分で立て直さなければならないセルフサービス方式なので、ゲーム終了後に嫌な疲れが残る場合が多い。
F
立っている状態の10本ピンを上から見ると、1番ピンの下に“目”が描かれていて、どう考えても【フリーメーソンのシンボル】になっているとしか思えない。
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以上、本日は取り急ぎお送りした感じですが、またゆっくり考えてお届けしたいて思います♪
(^∀^)ノ