妊婦や妊娠を希望する女性にとって、葉酸は必要不可欠な栄養素です。
実際に厚生労働省が妊活中や妊娠中に適切に摂取するよう勧告していることからも、その効果が伺えます。
摂取した葉酸ですが、葉酸は水溶性なので尿、汗と共に体外に排出され、人体に留まって蓄積するという事はありません。
とはいえ、過剰摂取によって最悪の場合、呼吸障害や発熱、かゆみといった副作用を発症する恐れがあります。
葉酸サプリ等で葉酸の補給をする場合、提示されている規定量を超えないように気を付けてください。
最も妊活で重要なのは何かというと、基礎体温をしっかりと測ることです。
毎朝、欠かさず基礎体温を測ることにより、身体の状態の把握が可能となり、現在、妊娠しやすいのかそうでないのか、妊娠をしているかどうかや、排卵日の予測など重要なデータを把握できるのです。
それから、基礎体温というものは、朝目覚めてすぐの体温を測ることでわかり、起床後すぐに測るのがポイントです。
妊娠中に大切な栄養素は様々にありますが、近年では特に「葉酸」の持つ働きに注目が集まっています。
葉酸は、ビタミンのひとつです。
その効果は適切な量をきちんと摂取することで、葉酸の摂取不足の場合に対して、胎児が神経系障害を発症するリスクが下げられたというデータがあるのです。
この効果について正式に発表を行った厚生労働省によると、1日当たり0.4mgの摂取を推奨しています。
この数値は受胎直後からの推奨値ですので、受胎直後から赤ちゃんが健やかに成長するように、妊娠中の方はもちろんのこと、妊娠を計画されている方や妊活中の女性も、是非、葉酸を意識して摂取してみてくださいね。
サプリメントや錠剤にもなっている葉酸はことに妊娠初期の摂取で胎児の細胞分裂を促すといった発育にとって非常に効果的な面があるのは有名な話でしょう。
葉酸といえば、ブロッコリー、アスパラ、枝豆、そしてほうれん草などの葉物に比較的多めに含まれています。
上手な摂取のためには様々なサプリメントもあるので、妊娠中、あるいは妊活中の女性には摂取を続けることが望ましいのです。
胎児の先天性障害発症リスクを抑えるために、妊娠前から妊娠初期の期間は、普段の食事以外に、サプリによって摂取するのが一番良いですね。
効率的な摂取のタイミングは、サプリは食後30分以内に摂るようにしましょう。
通常に食事によって摂取した栄養素との相互作用が働くことで、葉酸の効率的な働きを促すことが出来ます。
一方で、空腹時に葉酸サプリを摂取してしまうと胃が荒れるという報告もありますから、空腹時の葉酸サプリの摂取は止めておきましょう。