妊婦さんにとって葉酸が大切だという話を耳にすることが増えてきました。
葉酸は胎児の健やかな成長を促すために欠かすことの出来ない栄養素だと言われています。
しかし、仮に葉酸が欠乏してしまうと、胎児の成長にどのようなリスクが生じるのでしょうか。
葉酸は細胞分裂に働きかける栄養素だと報告されています。
ですから、葉酸の摂取が不十分ですと、胎児の細胞分裂に影響が出るために、先天性の障害を発症する要因になると知られています。
こうした効果以外にも、ダウン症予防の観点から見ても効果がありますから、是非、葉酸の摂取を意識してみてください。
葉酸は加熱によって失われやすいため、葉酸摂取を目的とした調理において、注意点がありますので、葉酸を食事から摂ろうと思っている方は、ぜひご一読ください。
出来るだけ葉酸の流出を防ぐために、火を通さずそのまま食べられるのが一番良いのですが、食材によって加熱調理が避けられない場合には出来るだけ早く加熱を終わらせられるように、熱は通す程度にした方が良いと思います。
こうした調理や食事が負担だと考える方は、サプリを活用すれば良いでしょう。
妊娠しにくいと思うなら、冷え性を疑ってみるのも良いかもしれません。
体温低下で血行不順になると栄養素が体のすみずみに至らなくなり、ホルモンのバランスが崩れたり生殖機能が低下して妊娠しづらくなるのです。
最近、冷え性の緩和にお灸が脚光を浴びています。
血流のわだかまりを解消し、代謝機能を底上げするだけでなく、ストレスを和らげる効果もあります。
ホルモンバランスが整うと自然と温かな体になりますよ。
葉酸は、妊娠初期に特に重要な栄養素として知られています。
というのも、胎児の脳や神経系の形成に、葉酸が細胞分裂を盛んにする働きがあるからです。
何をどれだけ食べれば葉酸が十分に摂れるか調べる余裕がない、毎日の献立の中に上手く取り入れられないといった問題があるならば、栄養補助食品や葉酸を強化した食品で、集中して摂ることもできます。
お腹の赤ちゃんがすこやかに育つように妊娠初期から積極的に葉酸を摂っていきましょう。
なんとなく不妊を疑いはじめたら、基礎体温計測から始めてみましょう。
たかが体温と思うかもしれませんが、基礎体温表をつけると、体内のホルモンバランスの変化や状態が分かり、妊娠しやすい時期が分かるだけでなく、不妊の原因究明にも役立ちます。
さて、基礎体温表を作るにあたっては、運動量が体温を変えてしまうので起床時に「毎日測る」という決まりがあるので、きちんと守っていくことが大事です。
一日忘れても根気よく続けていきましょう。