徐々に暑さが厳しくなってくると思わず冷やした飲み物を飲みたくなってしまいますが妊活時には、可能な限り体を冷やしてしまう飲み物を避けてください。
それに対して、ホットな飲み物をとることは妊娠に関与するホルモンの働きが改善します。
飲み物のみならず、生活全体を通して日頃から体を冷やさないように気を付けてください。
不妊を考えるとき、ストレスは無視できないでしょう。
ストレスは体内のホルモン合成を妨げ、不妊につながる冷えや血行不順、排卵障害などを招きます。
周囲の励ましや期待などが負担となったり、時間的制約による焦りが不妊治療に通ううちに重積してくるパターンもあって、一度、負のサイクルに陥ると気苦労ばかりで、良いことはありません。
周囲も本人もおおらかな気持ちを持つことが大切です。
現在の日本で、先天性奇形の子供がどのくらい生まれているかというと出生数に対して、およそ4%です。
奇形のリスクは高齢出産などで高くなりますが、奇形の防止に効果が認められるビタミンと言えば葉酸だといえます。
ことに最も胎児の細胞分裂が盛んな時期、初期のうちに所要量を摂ることが大事なので、言ってみれば、葉酸こそ妊婦にとって必ず摂取しなければならないビタミンだと言い切っても問題ないと思ってください。
近年、妊婦の摂取における有効性に注目が集まっている葉酸は、胎児の健やかな成長を促し、先天性神経管異常といった障害を発症させにくくするという効果が判明しました。
ですから、妊婦に対して葉酸の積極的な摂取を厚生省が勧告しているのです。
例えば補助食品や葉酸サプリメントも多数販売されており、葉酸が多くの方にとって必要不可欠な栄養素だという事が分かります。
また種類によっては特定保健用食品に指定されているものもあります。
こうしたものは、安全性と有効性の高さから妊婦に特に利用されているといったこともよく耳にします。
妊活中に忘れてはならないのが、ホルモンバランスを正常に整えることです。
中でもヨガは、ホルモンバランスの調整に大変有効です。
ヨガの深い呼吸法と適度なストレッチはリラックス効果がありますし、自律神経が整い、ホルモンバランスの改善につながるという訳ですね。
インターネットを利用すれば簡単にヨガの動画が見られますので、ヨガ教室などに通わなくとも、ご自身の都合に合わせていつでも始められます。
適度に体を動かすことは、凝り固まった体を柔らかくほぐし、代謝を上げてくれます。
身体のケアと共に、こころの安定を図ってくれますので、簡単に実践できる妊活のひとつだと言えます。