胎児が神経管閉鎖障害などにならないようにするため、葉酸というビタミンが大事な役割を果たします。
妊娠したら葉酸を多めに摂ることを以前から厚生労働省が推奨しています。
毎日きちんと葉酸を摂ろうとすると普通の人の、一般的な食生活では妊婦に求められる量の葉酸は摂取できないでしょう。
サプリメントなどで不足分を補うようにして所要量を満たせるだけの葉酸を効率よく摂っていきましょう。
妊活中の喫煙は止めましょう。
皆さんご存知のように、煙草を吸う事で人体に連鎖的な悪影響が及んで健全な妊娠に差し障る場合があります。
こうした問題は女性だけではなく男性側にも同じことが言えるでしょう。
煙草による障害の発症として、女性の場合は排卵障害ですとか、男性に関しては精巣機能が低下するといった報告がされています。
妊活中の場合は女性だけでなく男性も喫煙を中止するようにしてください。
葉酸の摂取によって胎児の健やかな成長を促し、先天性神経管異常といった障害を発症させにくくするという効果が認められています。
ですから、妊婦に対して葉酸の積極的な摂取を厚生労働省が推奨しており、補助食品や葉酸サプリメントも多数販売されており、葉酸が多くの方にとって必要不可欠な栄養素だという事が分かります。
また種類によっては特定保健用食品に指定されているものもあります。
こうしたものは、安全性と有効性の高さから妊婦が利用する場合も多いです。
葉酸は、私が知る限りでも、多くの産婦人科で摂取が勧められているほどです。
産婦人科の方針によっては、妊婦さんに葉酸サプリのサンプルを配っているところもあるそうです。
厚生労働省が推奨しているように、妊娠中の葉酸の摂取が大切なことが分かりますね。
ですが、妊娠中に葉酸を意識していなかった、という方もいますよね。
仮にサプリメントを摂っていないとしても、サプリ等で摂取する印象が強い葉酸ですが、実はビタミンの一種です。
ですから普段食べる機会の多い青菜類(ホウレンソウなど)や肉類にも多く含まれていますから、普段の食事でも葉酸の摂取は見込めているのではないでしょうか。
妊娠初期に特に多く摂りたいと言われるのが、ビタミンの一種の葉酸です。
葉酸は何に多く含まれるかを挙げると、野菜の中でも、ほうれん草やモロヘイヤなどの葉物野菜に多いとされます。
納豆は、加工食品の中でも葉酸が多いとされています。
海藻類や海苔なども葉酸が含まれているので食生活の中に上手に取り入れ、積極的に食べると葉酸が自然に摂取できます。
イチゴは葉酸を含む食材として知られており、間食にはちょうど良いと言えます。