最近、だいぶ浸透してきた話ですが、妊娠中の女性だけでなく、授乳中のお母さんにも葉酸はとても重要です。
赤ちゃんは生後間もない時期に、盛んに細胞分裂を進めながら外界に適応するべく成長するのです。
いうまでもなく、そこで葉酸が必要になるのです。
そして、出産から授乳まで、母体が変わる過程でも葉酸が使われ、母子どちらからも求められる栄養素なので、妊娠を望んだときから、断乳するまで葉酸が不足しないよう、くれぐれも気をつけてください。
特別に葉酸を添加した食品はどこかに特定保健用食品のマークがあるでしょう。
このマークは消費者庁の認可を示しており、その食品に関して申請に基づいて審査をして食品が認可されることで、特定保健用食品の名称とマークの使用が許されるのです。
特定保健用食品のマークを探して、それがどこかにあれば消費者庁の基準を満たした食品であることの保証がされているので、食品で葉酸を多く摂りたいと思うときにも判断の目安として役立つものです。
レバーやほうれん草なら、葉酸が豊富だとされますが、毎日、毎食食べると考えればかなりの負担になりどうしても摂取が不足してしまいます。
とすれば、葉酸を摂るための一つの考え方としては食事から摂れる葉酸だけで必要な量の葉酸を摂ろうと思わず、補助的にサプリメントや薬を使っていけば良いのです。
必要な量と摂っている量のバランスを考え、どうしたら良いか対策を立てて、葉酸が不足しない生活習慣を作れると良いですね。
子供がほしいと思って妊活中ではあるけれど、コーヒーのようにカフェインが入ったものが好きで、飲むことが多い人は気を付けましょう。
カフェインには体を冷やします。
体の冷えによって血行が悪くなってしまい、子供が出来る時に大事な役目を果たす子宮の動きが悪くなってしまいます。
コーヒーなどといった飲み物がお好きだったとしても、カフェインは摂りすぎないようにしましょう。
胎児が母体内ですこやかに育っていくために、葉酸は積極的に摂って、必要量を確保しなければならないと最近よく耳にしますが、水に溶けやすく、熱に弱いビタミンですから、葉酸を十分に摂ろうと思ったら、食事のみだと大変なことが多いようです。
調理の際に失われる葉酸を最小限にする工夫を知ることも大事だと思いますし、不足する量をサプリなどで補充するのもぜひ取り入れてください。