妊婦に様々な効果をもたらしてくれる葉酸ですが、過剰摂取は禁物です。


副作用として体にあらわれる症状としては、寝つきが悪くなったり早くに目が覚めてしまうといった不眠症の症状や、食欲不振や吐き気などの内臓疾患、あるいはむくみなどです。


妊娠初期は、多くの方が食事に気を配ると思います。


ですが、それでかえって良かれと思って葉酸をたくさん摂りすぎてしまう傾向があるので、気を付けてください。


理想としては、1日3食の食事で葉酸を十分に摂取する事です。


しかし、毎食大量の野菜を食べ、その摂取量を考えるのも大変ですよね。


サプリメントであれば、一日の摂取量の目安がついて管理しやすい為、食事を気にする事無く、一日分の葉酸を摂取できますから最適な方法だと言えますね。


マカというサプリの名前を聞いたことがある人も多くいると思います。


これは、特に男性のスタミナアップを目的として使われますが、効果はこれだけではないんです。


赤ちゃんを妊娠しようと、妊活をしている女性の、体の中の血液の巡りを良くしてくれるような作用があるため、体を妊娠しやすい状態に整えられます。


それに加えて、ホルモンのバランスを良くする効果も期待できますから、妊活の目安ともなる基礎体温も正常となりますので、体の中をより安定した状態にすることに役立ってくれるサプリです。


葉酸の効果が知られれば知られるほど、とにかくたくさん摂れば良いと単純に考える方もどこかにいるのかもしれませんが、所要量を大幅に超える葉酸を摂り続けると副作用として、全身症状を起こすことがあります。


主な副作用は発熱、じんましん、かゆみなどで、ひどい場合は呼吸障害を起こす重症例もあります。


葉酸にも摂取の上限があり、成人で1日あたり1000μgとされます。


それ以上摂らないように加減しましょう。


当然のことながら、健康でいるということが妊活の基本原則です。


その実現のために重要なのは栄養バランスを保つことと、適度に体を動かすことです。


肥満防止という目的もありますが血行を良くして、栄養の行き渡りがスピードアップすることも期待されます。


一つの例として、少し散歩をするぐらいでいいと思います。


どんなビタミンもそうですが、葉酸も人には欠かせないものです。


普段の生活の中では、食事だけで葉酸が十分摂れている方が多いのですが、妊産婦、とりわけ初期は、胎児の発育にとって葉酸が不可欠のため必要な量の葉酸が毎日摂れるようでないと油断すればすぐに葉酸が欠乏します。


葉酸を摂るためのサプリメントなどの開始時期は、妊娠判明と同時に開始するのが最善だと言えます。


また、妊活中の女性は意識して摂取して欲しいなどの見方もあります。