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アドラーの心理学:過去の意味付け


過去の経験の中には
客観的事実もあります

犬に噛まれた過去は
変えようがありません

しかしそれの意味付けを
変えることは出来ます

犬に噛まれたといっても
皆が同じ解釈にはなりません


しかしここで大切なのは
通りがかった人が
助けてくれたことです

それを思い出せば
過去は
変わったことになります

これが過去に与える
意味付けにより
過去が変わるになります

社会心理学に
「認知的整合性理論」という
理論がありますが


これは複数の認知的要因から
認知を歪めたり
過去の記憶から外す傾向が
人間にはあります

これにより人は認知的フレームに
整合しないものは
思い出しにくくなります

これはいわば
「終わりよければ全てよし」的な
思い出のストーリー作りで

ストーリーの終わりを
どこに決めるのかになります


犬に噛まれたで終われば
バッドエンドで
助けられたで終われば
ハッピーエンドになります

これは自分が
どんな現在を生きているかで
脳の整合性が
ストーリーの終わりを設定します

これが自分にとって
都合のいい過去を
作るになってきます

人に合わせて生きる
いわゆる八方美人的な生き方を
アドラーは
不自由な生き方とします

自由に生きるためには
「嫌われる勇気」と
いう代償が必要だといいます

〜次回 アドラーの心理学に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
日陰にいます
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