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「わからない」の心理学


「安全、確実、高利回り」といった
投資を謳った金融詐欺が
毎年のように起こっています

これだけニュースになり
似たような事件が起こっているのに
人は何故騙されるのでしょうか

それは人は大人になるにつれ
歳相応に「オトナ」として
振る舞うことを求められてきます

そこに心理的落とし穴が
あります


そのために子どもならば
「わかりません」といえても
大人は簡単に「わからない」と
口にしにくくなってきます

例えば投資の話を銀行で聞く時
20歳代半ばの女性行員に
「ここがわからないから
教えて欲しい」と
何度も聞く事が出来るでしょうか

おそらく適当なところで
「わかりました」と話を打ち切り
わかったつもりになるでしょう

しかしわかったつもりでは
何一つ得はありません


金融詐欺がターゲットに
するのは
このわかったつもりの人なのです

「聴いた事あるけれど
この話何かいいかも」です

そこから追求がなければ
もう金融詐欺のターゲットです

「そこから生じる利益の
源泉は何か?」
「どの程度は利回りが
期待出来るのか?」


このような質問にも
答えられなければ
いいターゲットになりますが

しかし逆にこのような
質問を繰り返してみれば
ターゲットにならないでしょう

何故なら相手もちゃんと
答えられないからです

そもそも
「安全、確実、高利回り」など
あり得ないのですから

わかったつもりはやめて
「わからないから教えて欲しい」
その素直さが
自分の大切がものを守ってくれます

from Itsuki


↑スウィートくん
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