久しぶりの長崎の歴史
福地桜痴編です

大政奉還となり
明治維新となった日本に対して
福地桜痴は
「政権が徳川から薩長に
変わっただけ」と
新聞で厳しく非難しました


これは明治政府を怒らせるには
充分過ぎる内容でした
記事を載せた「江湖新聞」は
発禁処分に
福地桜痴は逮捕されました

これは明治政府初の
言論弾圧事件とされています

やがて福地は無罪となり
釈放されますが
武士としての士籍は返上して
平民となります


東京に戻った福地は戯作や
翻訳で生計を
立てるようになりました

その関係で著名な記者や
戯作者とも
交流を持つようになります

やがて英語とフランス語の塾
日新舎を開きます


明治3年には実業家 渋沢栄一の
紹介で伊藤博文と出会います

福地は伊藤博文の斡旋で
当時の大蔵省に入り
伊藤共にアメリカへ渡ると
会計法などを調査し帰国します

翌明治4年には岩倉使節団の
一等書記官として
アメリカやヨーロッパ各国を
訪問します

〜次回 長崎の歴史に続く〜

from Itsuki


↑ラズリーちゃん
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