春は嫌い


名前をつけたくないという割に
カテゴライズして。
何も差なんてない。
それぞれの定規を振りかざす。
距離を置くのは勝手だけれど
どうしようもない心で精一杯、愛してきた。

そんなの関係ないのでしょう。
だんだん、自分のことばかりになる
優しさが正しいと分かっていながら
コントロール出来ない言い訳に
無視して生きているのでしょう。


春が嫌い。

何も許されちゃいないのに
温かくなる空気

芽吹いて色づく景色に押し潰されそうで
胸がざわついて仕方ない。
案の定風邪を引いた。
身体は心より正直だなあ。


新しい台本
やっぱり優しくて温かいお話にしたい。
色々考えたけれど
この世界への
あなたへの
せめてものヘイトの形。
絶望してんじゃねぇよ。
そんな暇があるのなら、私の目を見て。