負け犬で終わらない


客演の舞台が終わりました。

ひとつの物語のような公演期間で、
まずは、観に来てくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

稽古入りしてから台本が決まるまで1ヶ月以上、主催団体の3人は本当に苦労されたんだろうなと思う、稽古場以上に何時間も深夜まで朝まで話していたみたいだった。

これは始めから分かっていたところだけど、この団体さんとは程よい距離感を保たないと私の弱い部分がどんどん削れていくので、
じゃあ距離感保った上で出来ることをやろうと。

とにかく稽古場では明るくいた。
台本が面白くないと言われて脚本家ちゃん(歳下)が泣いちゃっても、落ち着いたら冗談言ったりしていた。
それが誰かにとって正しくなかったら申し訳ないけど、
私は私の正しいを貫いて。

正直、
台本がなかなか決まらなかったり、
当初私の役がただの脇役で大事にされてなかったり(主役2人の方が大事なのは分かった上で)、
意見言ってという割りに押さえにかかってこられたり、
もどかしい瞬間はたくさんあった。
(特に3つめ)


ただ、お付き合いとかではなく、
身内とかでもなく、
台本のことをずーっと考えてる主催側を見てて、演劇に真剣なんだなーと、私と一緒やなーと思うと信じて待つことしかないなと。
そう決めてからはそわそわせずに、どっしり構えて待ちました。
幸い台詞覚えは得意だし、
キャラクターのことを考えながら過ごすようにしました。


小屋入り4日前に札幌から主催さんが来て、
歌や台本がどんどん決まっていって、
そこからは死にものぐるいだったからとにかく怒涛だったけど、
楽しかったなあ。
これでいいのか演技?と思いつつ、客演だからとにかく自分で考え考え。
でもみんな前向きで。
脚本家ちゃんも主催さんも主催側も台本書き換えは苦渋の決断だったと思うけど面白いものを観せないといけないって気持ちはひしひし感じて、
他の3人がそれを受け取ってたというかんじで。

照明点かなくなったりハプニングもありつつ
お観せできる形になって良かったと。

もちろん色んなご意見をお客さんからもらったけど
自分自身はまたひとつ前に進めたよ。
掴んだものは半端なくあった。

こまちさんという役も、ぶっ飛び気味で、人間らしくて、カッコ良かった。
どこまで自分が表現できたかなと思う部分もあるけど全力でやった。

土下座したりゲロ吐いた話もしたのに、知らない方からかっこよかったって言ってもらえたり、こまちさんの魅力がちょっとでも伝わったかなと思えた。

まだまだ役者としてやること死ぬほどある。
もっともっとやってきたい。




これからもやるよ。






さーて、今週末は沖縄〜(^ω^)
楽しみやー!
今日はゆっくりします。