学校いってました。
審査員の先生たちに直接話が聞きたくて、気合い入れて乗り込んだんだけど誰もいなくて結局選抜された理由は分かりませんでした。
どうせ数合わせでしょ?ってブーブー言ってるわたしに教務の人は、数合わせなんかないって、プレゼン力が凄かったり、テーマからしっかり落とし込めていたり、他の一年生の見本になると思ったり、そういう子たちを選んでるんだよって。
二階堂さんはどれで選ばれたのかはわからないけど、向こうで企業の人たちの前でプレゼンすることでそれはわかるはずだよって。
制作も終わって、ほとんど誰もいない静かな教室あちこちに置かれた作品たちをひとつひとつ手にして、見ていると、みんな本当に頑張ったんだなって改めてすごい感じて、でも、これだけ頑張っても選ばれなかった、、どんな気持ちだったんだろう。考えるとすごい泣きそうになった。
わたしは選ばれたからこそ辞退するという贅沢な選択肢ができる。
同い年くんに「辞退すんの?やかましいわ」って笑われた。
ほんと、やかましいよね。わたしも笑っちゃった。
いろんな人の思いを背負ってまたしっかり前向いて頑張らなきゃって思いました。わたしの作品は自分だけのものじゃない。関わってくれた人たちの気持ちも大事にしなきゃ。頑張れってみんな言ってくれた。
うだうだ考えてバカでした。
先生が「まぁ、適当に頑張れ」って笑って送り出してくれた。
ほんと適当なんだから。
ありがとうございます。頑張ります。
話題:ありがとう。