※にょたヒロ。
【どっちもどっち?(会話のみ)】
ヒロ「お疲れ様っ、野分。暑かったね。」
野分「あっ…ヒロさんっ(焦)た、たた…ただいまっ(み…みえそっ←胸元凝視でドキドキ)」
ヒロ「おかえり…どうしたの?顔赤いけど…」
野分「いっいえ…大丈夫です!(このアングル…ヤバい…)」
ヒロ「とりあえず部屋入ったら?冷たいお茶あるよ。(きょとん)」
野分「あっ!はいっ…い、頂きます!(ひ、ヒロさん…今日は特に薄着だな…)」
ヒロ「はいどーぞ。アイスも冷凍庫にあるからね。」
野分「はい……あの、ヒロさん?今日どこか出かけました?」
ヒロ「?んーん、野分お昼前後に帰ってくるって言ってたから…休みだし起きたの10時過ぎてたから…」
野分「…そう、ですか…。(よ…良かった…こんな格好で出掛けられたらたまらないし…)」
ヒロ「あ、ごめん。なんか買っといて欲しいものあった?言ってくれたら買いに行くよ?(焦)」
野分「いっ、いえ何も!そうじゃなくて…その…いつも…夏はそんな格好ですよね?(チラ)」
ヒロ「?え、うん。職場じゃないし…今更だけど、だらしない格好に見える?…なら…ごめん…ね?(しょぼん)」
野分「いえいえ!違います!家くらい全然ラフな格好で良いです!(ブンブン首振り)」
ヒロ「えぇ…でもさすがに…最近ちょっとだらけてるし………気付いてると思うけど、ブラも付けないときあるしさ…ごめん。長く一緒に居ても気をつけないとだよね。(溜息)」
野分「…俺の前ならノーブラ大歓迎です!(くわっ)」
ヒロ「……………そう…」
野分「ノーブラ、ノーパン歓迎。と言うかヒロさんの裸は綺麗ですっ!(ジリジリ寄り)」
ヒロ「ちょ…何言ってんの?さっきから。近いよ野分!結局、格好が何なの!?(ぐいぐい押し返し)」
野分「あ!そうです、まさかその格好で出掛けてないですよねって話です!(きりっ)」
ヒロ「……え?……あぁ…(考え)……出てないよ(ふいに目を逸らし)」
野分「……………そうですか。お仕置きです。薄着とか出来ない様に首から足首までキスマークだらけにしてあげます(がしっと掴み)」
ヒロ「やっ!出てないってば!(何でそんな直ぐバレるの!?)やだよ野分っ(ジタバタ)」
野分「…………嘘つくんですか?俺に…(しょぼん)」
ヒロ「……っ(可愛い野分…)……ズルいよ野分…………ぅ、その…ごめんなさい…たまに…コンビニ…位なら良いかなって…」
野分「はぁ……服の事まで確かに言いたくはないですが…俺は…他人にヒロさんを見せたくないです。それに…心配なんです。」
ヒロ「っ…な、何言ってんの…もう三十路過ぎてんだよ…(赤面)」
野分「…無自覚にも限度があります。本当は大学まで俺が送迎したいくらいです。週に何回、電車で痴漢に遭ってるんですか…」
ヒロ「…ん…2、3回?でも遭わない日もあるし?…それに避け方も覚えたから!(ニコ←無自覚)」
野分「…………………………」
ヒロ「…何?どしたの?」
野分「俺が出来るだけ毎朝送りますし、帰りは女性タクシーを予約しますから。」
ヒロ「え!野分大変になるしお金も勿体無いじゃんか!!」
野分「……………はぁ…ヒロさんが男性ならちょっとは心配も減ったかな…」
ヒロ「………今更だけど…野分って…男好きだったの…?(ショック)」
野分「そうじゃなくて!あーもう…何で解らないんですか!?(若干いらっ)」
ヒロ「…なんか野分…こわい…(ビクビク)」
野分「っ、あ…ごめんなさい……その…心配で…」
ヒロ「……………私だって心配だよ、バカ野分…(ボソ)」
野分「え?何がですか?」
ヒロ「……〜っ、野分こそ鈍感!毎年バレンタインや誕生日にいっぱい女の子からプレゼント貰うくせに!!」
野分「あれは、義理とかで――」
ヒロ「もう知らない!バカ野分…」
野分「………ヒロさん…嫉妬…?(ニヤニヤするの堪え)」
ヒロ「〜っ!ムカつく!(クッション投げつけ)」
野分「…じゃあ…お互いに気をつけましょう。俺はヒロさんだけが大好き…だから、ね?(クッションを避けて抱きしめ)」
ヒロ「…………うん……」
End. バカップル