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長崎の歴史:軍艦島 3


現在の軍艦島ですが
2009年に
「軍艦島施設見学条例」が
成立して

年間6万人近くが
軍艦島クルーズで島の一部を
見学出来るようになっています

島の集合住宅は
1916年建築の7階建ての
鉄筋コンクリートで

さらに長屋を高層化したような
住宅が鉄筋コンクリートで
建てられました


戦時中に物資が不足しても
軍艦島では鉄筋コンクリートの
建物が建築されたのは

狭い島に多くの人たちを
住まわせるためでした

高層アパートの中には売店や
警察派出所に郵便局などが
屋上や地下に建てられました

各棟をつなぐ廊下は
通路にもなり
「軍艦島は雨でも傘をささずに
島内を歩ける」と
いわれたほどでした


どの建物にもエレベーターは
設置されませんでしたが
一部アパートには
個別の内風呂が作られました

また閉山前の一時期には
水洗トイレも導入され
炊事場は最後まで共同でした

島の建物は木造鉄筋も含めて
潮風にさらされたり
老朽化により
倒壊の危険が高くなりましたが

ただし建築工学の面からは
経年劣化の貴重な資料と
いわれています


建物の倒壊の危険などから
軍艦島は長く
立ち入り禁止でしたが

2005年に報道関係者に
特別に上陸が許可されて
島内の様子が公開されました

その後島の安全性の
問題が解決すると
軍艦島クルーズが開始されます

現在「明治日本の産業革命遺産」
として世界遺産に
推薦されてます

〜次回 長崎の歴史に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
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