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敗者の論理


大相撲の初場所も
大詰めになりましたが

その初場所の7日目に
さだまさしさんが
ゲストに呼ばれました

実況の方の
「今では力士の中にも勝つと
小さくガッツポーズをする力士が
いますが」の問いかけに

さだまさしさんは
「僕は嫌なんですよね
勝負だから
勝ち負けはあるけれど
負けた人にも
敗者として称えて欲しいんです

こんな事いうと
また古臭い考えとか
いわれそうですが 」という
一幕がありました


今日本は資本主義社会です
解りやすくいうと
競争主義の社会です

競争ですから
勝ち組と負け組が出てきます

この国のリーダーは
「競争に負けたとしても
その方々には
また再チャレンジ出来る
自由競争社会です」と
語っています

しかし果たしてそんな簡単に
再チャレンジ
出来る社会なのでしょうか
敗者には
敗者の烙印が押されます


会社をリストラされると
リストラされた
社員の烙印が押されます

再チャレンジには
高い壁がこの国にあるのです

また頑張って立ち上げた
会社を倒産すると
経営者失格の烙印です

自由競争社会には
自由ではない
縛りがあるのです


敗者だから社会から疎外され
勝者のガッツポーズの下で
うずくまっている

競争社会の中で敗者は
称えてられない

自由ではない自由競争社会が
日本の格差社会を
更に進めているように思います

戦う相手がいないと
競争すら出来ないのですから

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
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