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ギリシャ神話:ピュグマリオン


現在のトルコのキプロスの
彫刻家 ピュグマリオンは

純粋なあまりに女性嫌いになり
「結婚はするまい」
と決意していました

しかしその彫刻家としての
才能は神々の間でも評判でした

ある時大理石で美しい女性の
乙女の像を彫ります


その出来映えは
まるで生きているかのような
美しさでした

彫り上げたピュグマリオン自身も
その美しい像に魅了され
像が冷たい大理石であることも
忘れてしまい

台座に立つ像に
恋をしてしまいます

ついには仕事も
手に付かなくなり
この像と結婚してもいいと
考えてしまいます

そしてキプロスの祭の日
ピュグマリオンは
祭礼の務めを済ませたあと


愛と美の女神である
アフロディーテに
熱心に祈りを捧げます

ピュグマリオンは
その祈りで
「どうかあの乙女の像を
私に捧げて下さい」と祈ります

キプロスの祭に臨席していた
アフロディーテは
その乙女の像の出来の良さと

ピュグマリオンの心の内を知り
祭壇の火を3度
空高く燃え上がらせます


家に戻ったピュグマリオンは
冷たい大理石の像が
柔らかく温かくなっていくことに
びっくりします

大理石の乙女の像は
人間の乙女へと変わったのです

ピュグマリオンはその乙女に
ガラティアと名付けます

アフロディーテは二人の結婚を
祝福して
二人の間に誕生した娘は
パボスと名付けられました

〜次回 ギリシャ神話に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
今日も
お気に入りのベンチにいます
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