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長崎の歴史:大浦お慶 2


お慶のサンプル商法は
女性らしく
お茶を袋に入れて包装します

そしてそれをリボンなどで
デコレーションする
女性ならではの心遣いがありました

そしてそれを出島のオランダ商人
テキストルに託しました


1853年に託された
日本茶のサンプルですが

お茶のサンプルは
イギリス、アメリカ、アラビアを
渡り歩きその3年後
日本はイギリスに対して
開国します

そして1856年
日本へやって来たイギリスの商人
オルトがお慶に
日本茶の大量発注をします


その量はおよそ72トンで
お慶は
用意していた佐賀の嬉野茶では
足りずに

今でいう人海戦術で
九州一円を周り
何とか6トンを用意します

それでもお慶の日本茶貿易は
これをきっかけに
大成功を納めることになります


当時女性でありながら
外国人相手に貿易で
成功したお慶の名は広まり

お慶は日本茶貿易の
先駈けとして
日本茶を世界へ広めた人物として
知られることになります

またお慶は当時女性としては
珍しく
グラバーを介して
坂本龍馬に会うなど
幕末の志士たちとも親交が
あったとされてます

〜次回 長崎の歴史に続く〜

from Itsuki


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