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傍観者効果


ある時都会のオフィス街
朝の通勤時に
若い女性が通り魔に刺されました

女性は歩道に倒れ込み
助けを呼びましたが

近くの交番の
警察官が駆けつけるまで
誰も女性を
助けようとしませんでした


更に警察がいくら目撃者を
探しても
目撃者はほとんど見つかりません

時間は朝の通勤時
通勤ラッシュで多くの人たちが
歩いていたにも関わらず
助ける人もいなければ
目撃者も出なかったのです

こういう状態を集団心理で
「傍観者効果」というそうです
それは自分以外の
傍観者がいる場合積極的に
行動を起こさないというものです


傍観者が多い程その効果は高く
それは次の考えから
起こるといわれています

まず「多元的無知」です
他の人が積極的に
行動しないのを見て
事態は緊急性を要しないと考える

次は「責任分散」です
他の人と同調する事で
責任や非難が分散されると考える


更に「評価の懸念」です
行動を起こした時
結果に対して
周囲からネガティブな評価を
恐れてはと考える

現在はこの傍観者効果は
かなり低くなったと
されてきましたが

傍観者効果が発動されない様な
社会システムの構築が
まだ求められてきています

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
傍観者ねこではありません
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