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教育実習( *・ω・)ノ

大変お久しぶりです。

卒論テーマの提出と教育実習でバタバタしてて、すっかりブログを放置してしまいました(〃´o`)=3


6月1日から教育実習が始まり、昨日が最終日でした。


正直かなりしんどかったし、やっぱり自分は教師向いてないなー…なんて思ったりしたこともあったけど、結論から言うと実習に行けてよかったです(*^^*)

もうすぐ社会人になる身として今の自分に何が足りないか、たくさん気づかされました。



私を担当してくださった先生はなかなかのスパルタでして、ほぼ毎年、担当の実習生を泣かせているそうです。
そのわりに私は泣かされてないのですが…。


まず実習初日。
担当の先生にご挨拶。
私「今日から2週間お世話になります○○です。よろしくお願いいたしま…」
先生「えー、嫌です。お世話したくありません。」
いきなりブラックジョーク(・∀・)


ちなみにこの先生、私が高3のときの古典の担当の先生でもあります。
お願いされると、1度は絶対に断る先生です。
それを真に受けて二度とこの先生に寄り付かない生徒も多いですが、実際は相手の本気度を知りたいだけで、本気で断ってるわけではありません。
とても面倒見が良い先生です。


嫌と言いながらも、しっかりと打ち合わせに応じてくださる先生。
先生「じゃあ木曜日(3日後)に早速授業してね。とりあえず明日の朝、指導案提出な。」

いきなりなかなか厳しいことをおっしゃる。
しかも授業の内容が事前に電話で確認したところと全然違うという…。


というわけで初日の夜からさっそく徹夜です\(^^)/
たった一晩で指導案を1から作り上げました。

次の日に提出。
指摘されたところを直してさらに翌日(水曜日)に提出。

水曜日の朝、修正した指導案を出しにいくと、
先生「じゃあ今日の6時間目に授業やってみよっか」
私「………?!え、授業は明日では?!」
先生「明日もやるけど、今日のクラスの方が出来がいいから、1回練習しておこう。」
というわけで、まさかの飛び込み初授業。
練習とおっしゃってますが、生徒さんを前に授業するのでれっきとした本番です。


明日と思ってた授業がいきなり1日前にもやることになり、軽くパニック状態。


緊張と焦りで記念すべき初授業はぐだぐだ。
生徒さんに申し訳なさすぎてしばらく立ち直れず。
全力で猛反省。


その後も連日で授業を担当させていただき、そのたびに指導案やら授業計画やらでほぼ毎晩徹夜。

人生で一番眠い日々を過ごしました(-.-)Zzz・・・・



そして一昨日(最終日前日)が研究授業でした。
担当先生以外の先生や他の実習生仲間が見守ってくださる中での研究授業。
ついでに大学の先生も来ていました。


しかも研究授業をさせていただいたクラスは、あのぐだぐだの初授業のときのクラスでした。


担当の先生からはたくさんのご指摘とお叱りの言葉をいただいたことは言うまでもありませんが、他の先生方や実習生からは「すごくいい授業だったよ!」とお褒めの言葉もたくさんいただけて励みになりました(*´∀`*)


実習に来て初めて褒められたので非常に嬉しかったです(*^^*)
というのも、担当の先生に褒められたことがなかったんです(笑)


そして最終日。
担当の先生からまさかのサプライズ。
研究授業も終わり、最終日は自分が担当する授業もなかったので、先生にお願いして、その日は一日中担当の先生の授業を参観させていただいてました。


そして最後の授業は、2年1組。
前の日に私が研究授業をしたクラスです。
ちなみにこのクラスは、私が配属されたクラスでもあります。
だから掃除の時間やホームルーム活動、朝の会や帰りの会なども一緒に活動させてもらっていました。


授業終了10分前。
生徒に真っ白な紙を配り始める先生。
先生「よし、じゃあまず名前を書け。あ、ボールペンでな。シャーペンはダメやぞー。」
素直に書き始める生徒たち。
先生「よし、じゃあ次は30秒以内に自分の似顔絵を書け。よーいドン!」
「えー、無理ー!」と言いながらもやはり素直に書き始める生徒たち。
先生「じゃあ次は、自分はどんな人間か30字で書け。」
先生「その次は、自分の10年後を30字以内で!」
などなど、生徒にいろいろ書かせる先生。


何か授業的な意図があるのだろうと、必死でメモする私。

先生「みんな書けたか?じゃあ、全員K(一番後ろの席の生徒)に回して。」
全員素直に回し始める。


先生「じゃあKは、隣の実習生にその紙を渡しなさい。」
私「………??」
先生「2週間一緒に過ごしてきた実習生に、自分たちのことを覚えといてもらいなさい。」
K君「2週間という短い間でしたが、ありがとうございました!」
拍手の中、みんなが書いた紙を受けとりました。
びっくりしすぎて声が出ない。


しかも途中で先生の意図に気づいて、私の似顔絵を書いてくれてる生徒もいて…。
2週間の苦労が一瞬にして吹き飛びました。



授業が終わったあと、先生にお礼を……と思って立ち上がると、それを察したのか光の早さで教室を出る先生。


必死で追いかけようとするも、見失ってしまいました。
あとで職員室で捕まえて、お礼を言いましたが(  ̄▽ ̄)


帰りの会で改めてクラスのみんなにお別れとお礼のあいさつをしました。
その後、女子の何人かが私を追いかけてきてくれました。


生徒「先生!私も将来教師になりたいんです!教育実習は大変ですか?」
私「そりゃもう(笑)○○さんは何の教師になりたいん?」
生徒「高校の先生で、英語か国語の教師になりたいです! 」
私「そっかー!もし国語なら私と一緒になるな(^^)」
教師になりたいということなので、教えられる範囲で教育実習ではどんなことをするのか、どんなところが大変かを話し、ついでに大学で教員免許を取るためにはどんな勉強をするかも教えました。


目をきらきらさせて真剣に話を聞いてくれる姿がすっごく可愛い(*´∀`*)

生徒「私教師にはなりたいんですけど、人前で話すのが苦手で、大勢の人の前に立つと頭が真っ白になるんですよ(´・ω・`)」
私「一緒一緒!最初の授業のとき私も頭が真っ白になった!でも人前で話すのが苦手やから、教師に向いてないってわけではないと思うよ。むしろ、それをどう克服していくかがこれからの鍵になると思う!人前で話すのが苦手な生徒はいっぱいおるもん。○○さんなら、教師になったときにそういう生徒の気持ちをわかってあげられんやない?そのときに、自分はどうやって人前で話せるようになったかを話してあげられたら、生徒も参考になるよね(^^)」
生徒「そっか!たしかに!先生の昨日の授業、すごくよかったです!1週間前と全然違ってて、本当にプロの先生みたいな授業でした!」
生徒2「私も思いました!先生の昨日の授業、すごく面白かったです!」


1週間前の授業がよほどひどかったんだな、と反省はさせられましたが、めちゃくちゃ嬉しかったです(笑)


生徒「人前で話すのが苦手で悩んでましたけど、先生を見て、やっぱり私も教師になりたいと思いました!努力したら、たった1週間でもあんなに変われるんだなって勇気づけられました!だから先生も頑張ってください!先生は絶対いい教師になれると思います!」


もうここまで言われたら泣きますね。
本気で教員採用試験受けたくなりました。
今年の願書はもう締め切られましたが。


他の女の子たちとも、いろんな話をして、名残惜しさを残しつつお別れ。


その後、お世話になった先生方にも挨拶に回り、教育実習は無事終了です。


教育実習は本当に大変だし、私みたいに教師以外の職業を本命に考えているなら、正直教員免許を取ることはおすすめしません(^_^;)


でも、それでも私は教育実習に行けて本当によかったなぁと思います。
2週間という短い期間でしたが、生徒としてではなく実習生として学校現場に立つという貴重な経験を与えてもらえたことは、私にとって大きな財産になりました。
今まで諦めずに教員免許を目指してきてよかったです。


他にも書きたいことはたくさんあるのですが、とんでもなく長い話になりそうなのでやめておきます(^_^;)


2週間後には県庁の試験もありますしね(T^T)


来週からはまた気持ちを新たに、大学や公務員試験の勉強に励みたいと思います!

長々と実習の思い出を読んでくださったみなさん、ありがとうございました!


ではまた( *・ω・)ノ
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