今日は少しマニアックな話になりますので、あらかじめご了承ください(笑)
今日は大学にて、卒業論文の中間発表がありました。
この日のために、時には睡眠時間すらも削って資料作成や準備に奮闘したのです。
夏休みに卒論を疎かにしてしまったツケが一気に回ってきた感じですね。
月曜日にゼミの先生に提出して指導を受け、指摘された点を直してから前日に本提出という流れです。
昨日の夕方、無事に本提出完了。
さっそくゼミ仲間たちと資料を大量印刷。
余る気しかしない膨大な量の資料を地道にホッチキス止め。
ふと同じゼミ仲間のAちゃんがつぶやく。
A「なんかさ、この膨大な量の資料を見てたら、3年生のときの、あおいちゃんの初めてのゼミ発表を思い出すね。」
私「1部56枚という前代未聞の枚数をまとめてきて、T先生に怒られたやつね。忘れてくれ。」
A「よくあんな量をまとめてきたよなww卒論でも56枚も書かんわww」
私「まぁ、9割以上は引用だったからなー。引用だけなら56枚でも書けるで。」
そんな他愛もない話をしながら、ひたすらホッチキスをパチパチ。
Aちゃん終わるの早い。
手伝ってもらう。
Aちゃんは紙を揃える係。
私はホッチキスを止める係。
手伝ってくれてるのに、明らかにAちゃんの方が重労働。
文句言わずに手伝ってくれました。
ありがとうm(_ _)m
さて当日(今日)。
近現代文学の子たちと合流。
「発表はいいけど、質疑応答が怖いよねー」
「何聞かれるんやろねー」
「あおいちゃんは質問の準備してきた?」
私「バッチリよ。配布資料はあえて言葉足らずに仕上げたさ。答えられるところだけ極端に言葉不足にして、そこを質問させるという寸法ね。」
「天才かww」
「てか卑怯すぎるww」
そんなこんなでやってきた中間発表。
汗ダラダラ。
質疑応答では、あえて言葉足らずにしたはずの箇所を誰も質問してくれず、代わりに鋭い質問がやってくる。想定外。
それでもなんとか乗り切り、近現代文学の子たちと自主的に反省&討論会。
みなさん、大勢の人の前では質問できなかったものの、仲間内になると活発に意見や質問が飛び交う。
専攻する時代は違えど、日本文学を専攻している点では同じです。
的確な意見や質問をもらい、今後の研究の参考になりました。
近現代文学ゼミの先生からも、鋭いご指摘をいただき、非常に参考になる。
あぁ、中間発表てこのためにあるのか。
と、改めて実感。
何より、自分が研究している内容をたくさんの方に聞いてもらって、興味を持って意見や質問をしてもらえることがこんなに嬉しくて楽しいとは。
こんなこと大学生でないとそうそうできんし、大学に来てよかった♪( ´▽`)と、心から思いました。
私が卒論で扱っているのは平安文学の『伊勢物語』という作品です。
高校の国語で少し習った、という方も多いと思います。
有名なのは、男が身分の高い女性と一緒に逃げ、途中女性を蔵に入れて夜を明かしますが、その蔵には鬼が住んでいて、女性は鬼に食べられてしまったという第6段のお話でしょうか。
私が卒論で取り上げるのは、そのお話ではないのですが、そのお話も非常に好きです。←え
実は高校の時に伊勢物語に魅了され、大学では伊勢物語を研究したい!と思って平安文学を研究できる今の大学に進学したのです。
伊勢物語の何がそんなに好きかといわれると、和歌ですね。
伊勢物語は各段に一首以上の和歌が載せられている歌物語なのですが、その和歌の素晴らしいことといったら!!
掛詞や序詞など、さまざまな表現技法を駆使して風流に恋心や景色を詠んでいる数々の和歌に心をズキュン!!とやられました。
…という話をすると、大抵の人からは理解できないという顔をされます。
文学オタクなのです。すみません。
バタバタしてて忙しかったですが、無事に中間発表を終えられてホッとしていますε-(´∀`; )
今月は就活の面接や中間発表で、ずっとバタバタしていましたね(^_^;)
来月は少し落ち着くので、卒論などを進めつつ、今のうちに友達や後輩とも遊んでおきたいです。
なんだかんだで、あと半年で卒業です。早いもので。
今日は個人的でマイナーなことを語ってしまい、大変失礼しました(^_^;)
次はまた、今までみたいなにぎやか?な日常生活について書くと思います(笑)
懲りずに読んでくださると嬉しいです♪( ´▽`)
それでは今日はこれで!