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おととし、日本航空の小型ジェット機が大阪空港に着陸したあと、エンジン火災を起こしたトラブルで、国の運輸安全委員会は、エンジン内部の配管をつなぐナットが緩み、燃料が漏れたのが原因だとする報告書を公表しました。
岩国市の山あいの地域で運行されている市の路線バスが、少なくとも18年間にわたり乗客がいないときに終点まで行かず、途中で運行を打ち切っていたことがわかりました。
運行が途中で打ち切られていたのは、「岩国市生活交通バス」のうち市の北部の錦町で運行されている「寂地線」で、錦川鉄道に運行が委託されています。
市によりますと、2015年2月9日、住民から「バスが来たり来なかったりしている」と通報があったのを受け、市が運行記録などを調べました。
その結果、少なくとも平成9年からの18年間にわたり、錦中学校前から寂地登山口までのおよそ36キロの路線のうち、終点近くの区間で車内に乗客がいなくなった時には終点まで行かず、途中で運行を打ち切っていたことがわかったということです。
これについて、この区間を運転する50代から60代の8人の運転手全員が、運行の打ち切りを認めているということです。
きょう岩国市役所で開かれた会見で、市の錦総合支所の松藤幾治所長と錦川鉄道の清水晃一社長は、「市民生活に迷惑をかけ、さらに信頼を裏切る行為を見抜けなかったことをお詫びします」と謝罪しました。
市は、運行の打ち切りによって生じた損害などを錦川鉄道に請求する方針で、錦川鉄道も、運転手全員の処分を検討しているということです。
(NHK山口 2015年02月27日)
広島県廿日市市と同じく、瀬戸内海に面する山口県岩国市も、中国山地の県境で、島根県と接しているのですね。
それはともかく、ルールに反した行為には、処分が必要なのかもしれません。
しかしそれと同時に、利用者が全くいないバスを走らせ続ける功罪は如何なものなのか、折り返し便を含めて利用実態に応じた運行方式を検討して、より少ない経費・負担で、公共輸送を末永く皆で維持していくことが、もっと大事だと考えます。
(玖珂郡)錦町広瀬といえば、吉田治美さんの出身地。
彼女の早過ぎる訃報に接して愕然としてから11年余り。
月日の経つ速さは恐ろしいものがありますね。
ケービンの記憶 70年後に再び
軽便汽車乗(ぬ)てぃ ま〜かいが〜(どこ行くの)――沖縄で戦後歌われた「軽便鉄道節」にのせ、紅型(びんがた)を着た琉装の女性たちが傘を車輪に見立てて踊る。
1月31日、沖縄本島南部・与那原町の「軽便与那原駅舎展示資料館」の開館式。
激しい地上戦で破壊された駅が、往時の姿そのままに復元され、戦後70年の節目の年に交通資料館としてよみがえった。
与那原は始発駅だった。
太平洋に面した港に本島北部から木材などを運ぶ山原船(やんばるせん)が到着すると、この駅から那覇へと物資と人々が運ばれた。
しかし、沿線でここだけだったモダンなコンクリート造りの駅舎は沖縄戦で破壊され、「ケービン(軽便)」と呼ばれて親しまれた鉄道は姿を消した。
昨年、開通100年を機に復元された駅舎の裏に根元だけ残された9本の柱が、静かに戦禍を伝える。
「重装備の兵隊がいっぱい乗ってきて坂で列車が止まってね、隊長の命令でみんなで押していました」と資料館の開館を知って訪れた70代の男性。
別の男性はこの駅で父親の出征を見送ったという。
「車掌に何度も乗せてもらった」と声を弾ませたのは駅前に住んでいたという80代の女性。
駅のシンボルだったガジュマル、駅前に広がる芋畑や飛び交うホタル、列車で走り抜けたサトウキビ畑……。
懐かしい光景を次々に数え上げた。
沖縄都市モノレール・ゆいレールの壺川駅から徒歩約5分、壷川東公園にはかつての与那原線線路跡が残る。
園内には工事で発掘された当時のレールのほか、沖縄県南大東島でサトウキビの運搬に使用されていた蒸気機関車の下回りとディーゼル機関車が展示されている。
ケイビン焼(2個250円)はドラゴンフルーツを練り込んだ餅を挟んだ大判焼き。
表面には汽車の絵が。
小豆あんと沖縄産黄金芋あんの2種。
駅徒歩7分ほどのファーマーズマーケット与那原で販売する。
(朝日新聞 2015年02月24日)
阪急電鉄では、2015年2月18日より順次、梅田駅の改札内、改札外の18カ所にタッチパネル式 時刻表を導入します。
【記者らいふ&らいぶ】
報道部・長沼隆之
<てっぱん>(その63)
今回のお話は「時刻表にタッチ!」です。
いささか旧聞に属しますが、阪急梅田駅の改札内外にタッチパネル式の時刻表がお目見えしています。
画面の発車時刻に触れると、停車駅や到着時刻が表示されるほか、平日・休日の切り替え表示などもできる優れものです。
西日本では初めての導入といい、3カ月近くたつ今も、興味本位であれこれ試している利用客が見られます。
阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:藤原崇起)と神戸高速鉄道株式会社(本社:神戸市中 央区、社長:佐々木浩)では、2011年11月から実施している甲子園駅改良工事において、来る2月21 日(土)に上り(梅田・大阪難波方面行き)ホームを拡幅し、供用を開始する※)のに続き、下り(神戸三宮方面 行き)ホームを拡幅し、2015年3月14日(土)から供用を開始します。