まんまるマカロン

全てにおいて唐突。
展開もだけど、行動もセリフ回しも。
「１ページ飛ばした!?」って思って前のＰに戻ることが何回もありました。

ページ数決められてるのも分かるけど、「何で、イキナリそのセリフ(行動)!?」ってことが多く、ワンクッション モノローグ入れるとか演出できるでしょとか、私 なかじさんの作品読んだのこの作品が初めてだったんですが、「この人もう、ベテラン作家さんだよね…？」と正直驚いてしまいました。他の作品もこんななの？
でも�@巻の時はそんなに感じなかったので、連載回数決まって、話を進めざるを得なかったのかなー。
それにしたってなー。


タイトルや帯から見て恋愛よりも、家族愛がコンセプトの筈なのに、最後、もう恋愛まっしぐらになってしまったのも残念。
勿論、最後両親のために行ったことや、途中のクリスマスパーティーなど、家族をテーマにした話もあったけど…うーん。
恋愛と二足の草鞋状態が、両方とも軽くしちゃってる感が。
実際お年頃の高校生が主役の少女マンガで、恋愛要素抜きって方が難しいのかもだけど、もうちょっとなんかこう、物足りない。
というか、私自身、家族重きのマンガばっか読んでるからかもだけど。
っていうか、家族をテーマにするならガチの恋愛要素いらないと、確信しました。ハイ。
エピソードの一つとして絡むのはいいんだけどね、そこを軸にしたらダメだ。
そこまで言っちゃうのも極端だから言い換えると、無理に同時進行する必要ない。
家族的なことも恋愛面も、中途半端に物事進んじゃってて、薄っぺらになっちゃってた気がします。

うーん…ちょっと期待してただけに、ガッカリ感もハンパなかったわー。
つか啓士のフォローは？おいてきぼりだよね。

エムブロに移ってからマンガ感想文書いたのこれで３本目と少ないですが、フォレストから見てくれている方は(いるか知らんが)分かると思いますが、私がこんなに辛口な感想書くの滅多にないです。
それだけ今回ちょっと残念でした。

ご気分を害された方いらっしゃいましたら、ごめんなさい。