ビタミンの一種である葉酸は、妊婦が摂取することで赤ちゃんの先天的な障害(神経管異常など)を発症するリスクが下がるという事が科学的な研究によって、明らかになっています。
このような研究結果から、妊婦が葉酸を積極的に摂ることを厚生省が認めており、妊婦に対して摂取を呼びかけています。
実際に葉酸サプリや補助食品として販売されているものの中には、特定保健用食品の認定を受けているものもあり、妊婦が利用する場合も多いです。
なかなか妊活の結果が出ないと、精神的にも肉体的にも落ちてしまいやすいです。
生殖機能はストレスの影響を受けて弱くなりやすく、そのまま続けていると負のスパイラルとなってしまうかもしれません。
そういうわけで、思い切って妊活を中断することを決めた方がベターな場合もあるでしょう。
実際に、妊活休止後、間もなくして妊娠することが出来たという人はよくいます。
ご自身の年齢や、医師と相談の上、一度休んでみることも考慮してはいかかでしょう。
赤ちゃんが欲しいというご夫婦から、二人で一緒に葉酸を摂りましょうと言われるようになりました。
葉酸はビタミンB群の一つですが、最近ではビタミンMとも言われます。
赤血球を作るのに役立つだけでなく、全身の細胞が盛んに細胞分裂を行うためには葉酸が必要不可欠のため、ご夫婦で摂ることが大事になってくるのです。
さらに、子宮内膜を厚くふかふかにするためにも葉酸は大事な役割を果たし、これが受精卵を守り、育てていくので着床して妊娠するのをスムーズにしてくれます。
母体内の胎児を健康に育てるためには、葉酸が積極的に摂って、必要量を確保しなければならないという知識が定着したようですが、ビタミンB群の特長として、熱分解されやすいので、食材から所要量を全て摂ろうとすると毎日のことですから、けっこう大変でしょう。
葉酸をどうやったら効率よく摂れるか、調理方法を勉強することも必要でしょうし、計画的に補うためにサプリメントなどを飲むのも積極的に考えていきましょう。
徐々に暑さが厳しくなってくるとうっかりグッと飲める冷たい飲み物を飲みたくなってしまいますが、女性の中でも妊活をしている方は可能な限り体を冷やしてしまう飲み物を控えた方がいいでしょう。
逆に、飲み物でも温かいものを飲んでいれば妊活にもプラスになります。
飲み物のみならず、生活全体を通して体を冷やさないように気を付けてください。