あれから君は

少年から青年になったんだね。
なんか知らぬ間にかっこよくなってる。



私も君も小学生だったころ、君が私のこと好きだという噂を聞いたことがある。
根拠なんてないし、本人から聞いたわけでもない。


でも昨日肩組んでお祭りで一緒に騒いでてハッとした。


声も伸長も
もうそんな成長してたんだ。


肩組んで、というか
ほぼ腰かお尻かという位置にある貴方の手を気にしてしまった。
恥ずかしい。


好きというほど話したこともない貴方に少しきゅんとしてしまう私でした。


彼はこれからも確実にかっこよくなっていくのだろう。


しかし私は歳上です。
貴方とはまた、1年後に会うでしょう。