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【真・流行り神】プレイ感想※追記



ひっさしぶりに更新したかと思ったらこれかと。
またしても放置してた現役屍人ですこんばんは!
真・流行り神をほとんどクリアしたので、今更ながらに感想をまとめました。
(本当は去年のウチにもうクリアしてたwけどまとめるのが面倒だった\(^O^)/)

最近どうもサイレンやろうという気が起こらないでいるんですよねー。
ps2繋げるのが面倒なのが一番の理由です。
なのでお手軽なvitaばっかやってる。vitaでも出せばいいのになーサイレン。





今回の「真 流行り神」はZ指定(所謂18禁)だから、結構エグいんだろうなーと推測してたらその通りでしたw
ネタバレあるのでやろうと思ってる方&興味のない方はスルーでお願いします。





【30秒で振り返るメインストーリー】
教え子を殺害した罪で公判中の大学教授が、今回の事件とは全く関係のないS県C村の殺人事件の情報を持っていると発言。

刑事である主人公の所属する窓際部署・特ラ課がその大学教授・関本の身柄を受け持つことになり、物語の舞台はC村へ。
そこでは目をハサミで貫かれ死亡した男の事件の捜査が行われていた。
関本はそれをブラインドマンの仕業だと言う。
ブラインドマンは、深夜一人で歩いている人の前に現れハサミで目を貫くという都市伝説上の人物。

最初はたかが都市伝説だと相手にしなかった主人公たちだが、次第に被害者は増えていく。
ブラインドマンの影に隠れた犯人とは一体?

…メインストーリー「ブラインドマン編」はこんな感じです。
ここから2周目以降に選択肢を選ぶことで別の物語に分岐します。



●ストーリー感想
まだブラインドマン編と悪霊編、生け贄編しかやってないのでそれらの感想を。
全シナリオクリアしたぜ!


【ブラインドマン編】

本作のメインストーリー。わりとミステリー色濃い目。時々ハードボイルド。
システム的な面は後で書くとして、ストーリーだけでいうと可もなく不可もなくな印象。
終盤に向けての盛り上がりは緊張と緩和のバランスも良くて好きな方。
が、あまり流行り神をやっている感じのしない話です。

ネタバレすると、ブラインドマンは架空の人物。
それも関本が自身の研究のために、実験として"ブラインドマン"なるものを創作してネットに流したというオチ。そんなところだろうなと思った。
実際に殺人を行っていたのはただの模倣犯のスプラッタ狂。そうなるよな。
その動機も、ただただ狂っているとしか言い様が無いからタチが悪い。牧野じゃなくても狂ってると思うわ、これは。

そもそも主人公含めて3人しかいない窓際部署のキャラたちが当然のように死んでいくのが残念。
先輩刑事の風守、上司の黒田課長…みんなアッサリ死に過ぎ。
え、風守?うそ?何これケームオーバー?
って思ったけどそうじゃなかった。
味方キャラが死んでいくのはsirenで慣れていますが、こちらは四捨五入小数点以下切り捨てくらいアッサリ死にます。そしてそこまで死なせる必要性を感じない。

なんと言うかまあ彼が生きてて良かった。イケメンは正義。
総括すると、イケメン関本教授を崇めるためのシナリオです。

どうでもいいけど、推理ロジック(これまで判明したことをまとめて推理を完成させるシステム)で、金谷の欄に"餓鬼"と入れて「金谷さんは餓鬼だった」にしたところ判定で"△"もらえたんだけど、これ絶対×だろww



【悪霊編】
女の友情は時に残酷
…という話かと思ったら全然違ったw
前作までで言うところのオカルトルートがこれに当たる。メインシナリオから分岐。

男の不審死事件の捜査で見つかった心霊写真。
そして関わった人が死んでいく女性の登場、謎の黒いもやや手などオカルト満載です。

ただ真相がなんか……なんかそれじゃない気がする。いやミス的な話ですねw
ま、結局みんな死ぬんですけどね!この救いのない終わり方は好きw
私はこっち(ガチのホラー)系は苦手なんですが、ここまで他ルートでスプラッタが続くともう真面目なホラーを読めて良かったと、そんな気さえしてきますw



【生け贄編】
メインシナリオ中盤から分岐。
まあ、なんとも胸くそ悪い話でした。
なのでササッと説明しますが、ブラインドマンに脅迫されたと訴える人物の護衛をすることになり旅館に赴いたら監禁されてフルボッコとスプラッタという毎度お馴染みのパターンです。
流行り神のテーマである都市伝説はほぼ関係ありませんでした。

ただし、そんな胸糞シナリオでも見所はあります。
見所、それはずばり、ブリーフパンツ男同士の対決シーンです。これ絶対に笑わせにきてますからね。
パンツは男のロマン。
いえ、私が変態なんじゃないんです彼らが変態なんです。

そして、また死んだのか風守。おなじみ。
推理ロジックで風守の欄にあった"イモゴリラ"を試しに選んだら「風守さんはイモゴリラだった」と、淡々と先輩の悪口言っただけになったごめんw



【パンデミック編】
こちらは生け贄編からの分岐。
簡単に言うと、噛まれたら感染するというゾンビ物です。急に海外ドラマ的な雰囲気になってきた。
村中がゾンビ化し、わずかな生存者だけで生き残りをはかり立てこもる。しかしやがて食料が底を尽き…というお決まりのやつですね。

このシナリオは珍しくずっと風守のターン!!\(^O^)/
こういったサバイバルな話では、まず腕力の強い者が主導権を握り進んでいきますが、そういうやつって大抵アッサリ死ぬんですよねー。
その王道ルートから逸れることなく、風守も案の定ひとり大暴走した結果、死にます。やっぱり死にます。風守死にすぎ。

いくらゾンビ化したのが村人たちとはいえ、主人公もこの非常事態なのに「警察官としての矜持を…」とずっと言ってるから、さすがにそれどころじゃないだろ\(^o^)/と何度かツッコんだ。サイレン牧野とは違ったタイプの使えなさ

そして、やっぱり最後に美味しいところを全てかっさらっていく関本教授。
「隠していたが実は自分もゾンビに噛まれていた。もう症状が進行してきている…俺を殺してお前は逃げろ…!」
王道ですなあ。ま、イケメンは正義であるから仕方ない。



【死臭編】
メインシナリオから分岐。
あの店の食品、実は死体が使われてるんだぜ…という都市伝説ネタ。

事情聴取で会った酒蔵の店主から頂いたお醤油。
その醤油から人の腐敗臭がすると関本から指摘を受けた(何故分かる)主人公は独自に捜査を始める。
が、捜査のため訪れた酒蔵で捕まってしまい……まぁここまで来ればお決まりのスプラッタです。
むしろ悪霊編以外ほぼ全部スプラッタ描写が入ってるから若干食傷気味。もういいよ。

しかし運よく逃げ出せた後で関本教授に慰めてもらえるという特典アリ
これだけでもうこのシナリオは大満足ですw ヒャッハー/(^^)\
今回もまたまたお決まりの美味しいところを全てかっさらっていく関本教授。
仕方ない、イケメンは正義なのだから。

そして風守が死なずに、しかも良いやつで終わった珍しい回でもあります。
彼、死なない回は大抵クズですからね。他に死なない回あったっけ?



【寄生虫編】
よう、おれはミギィ!ってやつとは別。
メインシナリオからの分岐ルートです。

張り込み中の重要参考人・金谷の家から謎の虫が大量に沸いて、政府の研究機関が寄生虫の存在発覚と拡散を恐れ村まるごと抹消するトンデモ話。
虫が結構リアルに描かれてるので注意が必要です。
ここでの寄生虫はキャタピラーなるものでしたが、乏しい私の知識では建設機械くらいしか思い浮かばず残念。

あと、とりあえず風守は死にます。今気づきましたが、ここまで風守の生死報告ばっかりしてますねw
それといつも冷静な関本が焦燥感丸出しで主人公に助けを求める姿が見られる珍しい回です。イケメンが慌ててる姿って面白いですよね。
その関本も最後は……いやはや主人公の正義感もここまで来れば狂気。
こんな非常事態で私ならさっさと逃げるので、バッドエンドでも関本と逃げる選択肢を作っといてくれたらいいのにと思いましたw



【洗脳編】
メイン序盤からの分岐。
主人公の所属する特ラ課は裏で被疑者に自白を強要する「カツ丼」なるものを行う。ハードボイルドという名の暴力がまかり通る話。

被疑者の関本は実は科捜研の人間であり、洗脳が自白に応用できるか的な実験をプロファイリングの一環として行っていたがハメられて実験台にさせられた…とか何とかだった気がします(うろ覚えw)
関本へ暴力をふるい自白を強要する特ラ課の面々。
主人公はそんな上司達を止めますが、今度は「お前もやれ」と暴力を強要されだんだん自分を見失っていく。これこそが洗脳なのでしょう。
最後は日常的で過激な暴力のせいで関本は死亡し、主人公が殺人者として捕まってしまいます。
やたら風守へのライアーズアートがあった気がしますが結末は変わりませんw

終始暴力のオンパレードでイヤになる話ですが、そんな中で唯一楽しめるシーンは関本のお世話をするところです。
スピンオフで関本教授を飼えるゲーム出して頂けませんかw 誰得?もちろん私。



【人形編】
タイトルから期待大。これはホラーきたか?
こちらはメイン中盤からの分岐。

介護施設に入っていた元人形師の老人の作った市松人形が巻き起こす悲劇の連鎖。
遺留品として保管していた市松人形が逃亡する(と字で書くとシュールな)シーンを防犯カメラ越しに目撃した主人公たちが保管庫に向かうと、そこには血まみれで倒れる鑑識官の姿が。

風守「という次第で、重要参考人形を確保しました!以上!」

シュールw
不気味な雰囲気で進行中この発言。風守、天使かよ。

真相は、人形に殺したい相手の持ち物の一部をつけると人形が殺人を実行してくれるという、呪いの人形でおなじみの都市伝説。久々にちゃんとした都市伝説っぽい話が来たw
課長が人形を裏ルートで「呪いの人形」としてマニアに高値で売り出そうとしていたという。
そのためだけにここまでやる課長、恐るべし。
不気味さとオカルトさではこのシナリオが一番怖かったですw



……これで全部のシナリオクリア!
かと思いきや、まだあとひとつ残ってました\(^O^)/
今度クリアしたら追記しますww




●システムとか
流行り神というと、何話かシナリオがあって、それぞれ科学ルートとオカルトルートに分岐する…という感じだったと思いますが、今作は一つのメインシナリオから様々なルートに分岐する、かまいたちのパターン。

メインシナリオが一つなのは物足りない感じがありますが、分岐ツリーのおかげで派生も回収も楽なのでこれはこれでアリかな。
物語中でも好きな場面やどの選択肢からでも開始できる分岐ツリーは非常に便利です。
おかげでここまでセーブ機能を一切使ってませんw
他には選択肢まで場面スキップできる機能、ダダーっと高速で文字送りしてくれる普通のスキップ機能も搭載してあり、とにかく2周目にやさしいシステム
またいちいち読むのは面倒だもんね。

ゲーム的なシステムでは制限時間内に相手と会話で駆け引きするライアーズアートも緊張感があって面白かったです。
場面によっては失敗すると即ゲームオーバーになるものもありますが、結構簡単なのでエンディング回収でわざと見る時くらいしか失敗はないんじゃなかろうか。
むしろ今のところ、ブラインドマン編でどうしても津田沼のライアーズアートを失敗できずに困ってます/(^^)\
→7回やってようやくスッパ抜かれたぜ…

あとはファイルで見られる用語も集めるの楽しいですよね。



●キャラについて

ズバリ、可もなく不可もなく。

・主人公
パッケージにも描かれている彼女。
メインシナリオでは真面目でしっかりしていてカッコいい女性刑事さんです。まあちょっと状況に流されやすいところもありますが。
ただ分岐ルートによってはか弱い女子感強かったり、自意識過剰だったりとキャラがちょいちょい変わりますw
言い換えるとそこまで個性のないキャラ
プレイヤーの分身としてみると、あまり個性が強くても困っちゃうのでいいですけどw


・風守
主人公の先輩刑事死にすぎ。
気だるげだったり硬派だったり熱血だったりの直情型キャラ。
悪態つきながらも何だかんだ主人公を可愛がってくれてるのが分かるツンデレでもあります。
ただ、どこまでいっても(どのルートでも)突っ走ってドボンただのクズのどちらかに落ち着くのが残念。
メインシナリオが一番良かった、の人です。
あと本当によく死にます。


・黒田課長
主人公たちの上司。
事なかれ主義に見えて、シナリオによってはきちんと上司として活躍してくれるところもあるキャラですが、基本的には頼りになりませんw
しかし憎めない。
これといって特筆すべきところのないキャラ。


・村の皆さん
主人公たちにも言えることですが、ルートによっては半分くらいのキャラがクズですw
個性があったりなかったりなキャラがたくさん出てきますが、“犯人”が存在するルートでは基本的に犯人はほぼ全員スプラッタ思考を持っているので段々げんなりしてきます。


・関本
とりあえず、イケメンです。



完全クリアしたら追記する…かもw

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